南秋川 軍刀利沢     平成18年4月29日


ナメ3mと2条4mが続く
軍刀利沢の滝はここから
ゴールデンウイークの始まりです。3日〜7日が四国に行く予定なので、明日はその準備をしたいのです。簡単のところを1本、と言うことで軍刀利沢に行った。武蔵五日市でバスに乗って南郷バス停で下りた。今月の初めにに行った熊倉沢と同じ矢沢林道を歩き、落合橋を過ぎ、更に進むと、林道は斜面の崩壊で塞がれていた。このあたり、タラノメが多く見られるが採られたあとで坊主になっている。崩壊地から10分も歩くと軍刀利沢の出会いにつく。出会いには赤テープがいくつも付けられている。水量は少ない、入渓してすぐにミニゴルジェになりきれいな3mと4m2条滝が出てくる。逆くの字滝を越えると左と右に続いて枝沢が入る。沢は右に曲がり、再びゴルジェになる。2連滝の下のCS滝は左スラブをフリクションでその上は左を小さく巻いた。


2段10m
右を巻き滝口にトラバース
次の2段10mは右を巻き、滝口へトラバースするがロープが付けられていた。樋状4m滝は釜に入ると登れそうだがここは左を簡単に巻いた。続く、6mナメ滝は右上に残地ロープが見えたが直登できた。小さな淵が出てきてヘツリの練習をする。3mナメ滝も右にロープが付けられているが直登できた。次の6mナメ滝は右を小さく巻く。右に小さい枝沢が続いてはいるとその先に700mの二俣(1:2)になっている。右に行き、800mで左に入るとカタクリの花が咲く場所を通り過ぎると三国峠に出た。笹尾根を5分も登ると三国山山頂に着いた。山桜の終わりを楽しみながら、5〜6人が昼食をとっていた。沢の格好は異様で、早々に食事を済ませて、軍刀利神社の祭られているピークに移動した。こちらは誰もいない、上野原方面が見渡せる、のんびりできた。


下山した尾根の入り口
標識の後ろの踏み後を行く
熊倉山まで行ってからピークひとつ戻って熊倉沢と軍刀利沢の中間尾根を熊倉沢出会に向けて下山した。仕事道がはっきりしているが植林地との境界尾根に引かれて両出会いの中間に降りてしまった。一旦は正解の尾根に下りかけていたのに残念、尾根下降は難しい。南郷バス停に戻り、バス停で待つこと40分、単車の往来が多いこと、数馬行きのほうが早く来たので温泉に寄って帰った。連休と言うのに温泉はいつもより空いていたのには驚いた。帰りのバスでは山菜取りに来た単独の人と話が弾み、山菜情報を交わしながら国立までご一緒した。