南大菩薩 大久保山ー掘抜きドウミー大谷ヶ丸ー麻生山     
                                                        平成18年11月30日

コース  間明野バス停7:30〜キリメ峠7:50〜大久保山9:05〜岡松ノ峰10:00〜小沢ドウミ10:15〜掘抜きドウミ11:15〜12:00大谷ヶ丸12:30〜麻生山13:35〜15:00福祉センターバス停15:10〜甲斐大和駅


金山神社のオオエノキとイチョウ
大月駅、7:10発のハマイバ行きのバスに乗って間明野まで行く。大月駅で3人乗ったが、すでに、みんな降りてしまい、一人になってしまった。運転手さんと話をしながら行く。今年は熊が多く出没している、というご注意をもらってバスを降りた。少し戻って、金山神社に向かうと、オオエノキが有名らしい、このときはイチョウの木が見事に紅葉し境内一面が黄色になっていた。お参りをして、神社横のキリメ沢に沿って林道行くと、まもなく、山道になってキリメ峠に着いた。馬頭観音の脇に滝子山、大久保山の標識が立っている。奇形のブナの木やミズナラの大木が出てくる尾根筋を1時間半ほど歩くと大久保山に到着した。なだらかな山頂は雑木に囲まれて展望はない、そのまま西へ僅かで鉄塔の下に出た。ここで前方が開けた。鉄塔の巡視路に引かれて階段を下りかけとところで方向が違うことに気づき、戻った。


岡松の峰手前から大久保山を振り返ってみる
やせ尾根と急登をこなすと岡松ノ峰に着いた。左の樹間から林道が見え隠れする。まもなく重機の音がうるさくなってくると小沢ドウミに降り立つ。立派な林道が出来ているが何のために作られているのだろう。ダンプが3台通り過ぎていった。ここから、尾根に取り付くが急登です。ところどころ、笹のかぶる藪道があるものの、踏み後はしっかりとある。1447mに目印は何もないところです。この先で南西に方向を変えるので、慎重に進むと左に岩場のやせ尾根、右は白ザレの急斜面になっているところに出た。ここが掘抜きドウミらしい、右の白ザレをトラバースして超えた。この辺りの岩場にはイワカガミが群生している。濃い紫になった葉がびっしりと生えていた。


大谷ヶ丸北峰、下山の目印岩
急登が続き、木の根、笹などを頼りに登ると、縦走路に出る。ガスでうす暗くなった大谷ヶ丸の山頂で昼食の鍋焼きウドンを作っていたら、雪がちらついてきた。天気予報では雨は心配ありませんと言っていたが、山の天気は違うらしい。一休みして、北峰に向かう、こちらはあまり歩かれていないらしく踏み後も薄い。山頂の大岩の裏の尾根に入る。ここにはテープが沢山ついていた。急下降をしてやせた鞍部を過ぎたところに山仕事に使ったものか、大型の発動機が放置されている。


下山路でのクヌギの林
麻生山と思われるところには標識はなく、笹薮の中に、ヤグラの崩壊したものが見られただけでした。小さなアップダウンが何回となく繰り返している中、落葉した雑木林にクヌギの葉が僅かに残ったところはきれいだった。ようやく、956mの鉄塔に着き、そのまま西に尾根を下りると、田野の湯福祉センターに出た。温泉に入るのには絶好の場所に下りた。丁度、10分待ちで100円バスが来るので風呂に入らないで乗ってしまった。天目山温泉に行ってきたのでしょう老人会の人たちで一杯でした。バスの窓からは、茶色になった紅葉がまだ楽しめた。甲斐大和駅でもスムースに連絡したためアルコールを買う時間もなく電車に乗った。