伊予ヶ岳〜富山          平成18年1月19日

コース 岩井駅9:25 〜(バス)〜 天神郷バス停9:40〜富山分岐10:00〜南峰10:15〜北峰10;25〜富山分岐〜
車道11:00〜吉井大井戸11:20〜12:00北峰12:40〜南峰12:55〜
伏姫籠穴分岐13:20〜13:55道の駅「富楽里15:05」〜15:20岩井駅


平群神社と伊予ヶ岳の南峰

残り一枚となった、青春18キップの有効期限が20日までです。駆け込みで何とか消化させようとする。寒さを嫌って、今回は千葉県へ行くが朝から風が冷たく寒いのにびっくりです。電車のドアーが開くたびに車内は一瞬で冷たくなってしまう。通学時間帯で高校生が多いく、君津を過ぎるまでは混んんでいた。岩井駅に下りてバス時間を調べたら50分の待ち時間があり、待合室で待つ。しばらくすると、駅舎の一角のウォーキングセンターが開いたので、マップをいただき、情報を聞きながらバスを待った。水仙街道というところがあって有名らしいが今年は遅れているそうです。200円均一料金の町営バスに乗った、しばらくすると車窓から伊予ヶ岳の岩峰が見られるようになり、天神郷のバス停で下りた。平群神社の夫婦クスノキと鳥居が目印になっている登山口だった。神社越しに伊予ヶ岳の南峰が突き出して見える。もう下山する人が何人もいる、挨拶をしながら登る。暖地の雑木林は常緑樹が多く、薄暗い階段道を登ると富山への分岐が出てくる。ここからわずか急登をすると開けた展望台が出てきて、北峰の鉄柵も良く見える。


伊予ヶ岳からみた
富山
鎖場を登ると北峰の頂上に出る。岩頭部は2人でいっぱいで、周りは鉄柵がされているが切れ立っていて落ち着けません。手前の広場にはテーブルと展望説明版がある。大島までは確認できるが富士山は霞んでまったく見えません。混雑しているので南峰に行く。藪があるが展望は良い。大型貨物船が行きかう、のどかな東京湾を一望できる。これから向かう富山への道筋を確認して下山をする。続々と登ってくる人がいるが富山の分岐からはまったく人に会うこともなく車道に出た。左に50mも行くと富山への道に入る。振り返ってみる伊予ヶ岳の双子峰が民家とマッチして癒しの風景です。もう少し暖かいとコーヒーを飲みながら眺めたいところです、畑中の道をわずか登り、下りると県道に出て右に下ると、吉井橋に出る。枯れたことのない安房の名井、吉井の大井戸を見学する。下流には水車小屋と東屋があって休憩できるようになっていた。


伊予ヶ岳北峰から見た
南峰の岩頭
この付近は新しい道ができたのかやや複雑です。左の富山鞍部を目指して左の道を登った。民家の間からみかん畑の作業道を行ったが結局は林道のような道(車が通れる)に出てしまった。みかん畑越しに見る伊予ヶ岳もなかなか良かった。杉の暗い道になり、富山山頂の案内が右を指すようになると、すぐに東屋とトイレがある鞍部に飛び出す。5分で北峰に出た。皇太子殿下ご家族で登山された記念の碑と記念樹がありました。展望台から展望を楽しんだ後、ベンチで鍋焼きうどんを作っていると、すぐ後を追うようにして女性の単独行の方が登ってきた。この方も18キップを使って登れる山を探して来たそうで、まったく同じことを考えだったので話が弾んでしまった。ここは風も弱くいい休憩場所だった。

富山へ登る車道から見た
伊予ヶ岳
南峰(展望なし)によって伏姫籠穴の案内に従い下山をした。籠穴に登る門のところに出た。後でわかったがここを登ると尾根伝いに下りられる道と、展望のよう場所もあるようで失敗した。車道を下って富山中学のT字路右に少し行くと籠穴からの道に合流した。高速道路をくぐった左側に地元の海産物や野菜などを売っている道の駅「富楽里」があり、よってみた。2階の網納屋という食堂で刺身盛り合わせとアラ煮をつまみにビールを飲みながら電車の時間待ちをした。アジの開きとイカ刺漁師漬 を土産にして駅に向かった。15分も歩くと駅に着く。朝は気がつかなかったが駅前には水仙の大きなオブジェがあった。やっぱり、水仙の町なんだ。