奥久慈男体山〜月居山〜袋田ノ滝         平成18年1月12日

コース西金駅8:45 〜湯沢温泉9:00〜健脚コース分岐9:45〜10:35男体山10:50〜月居山13:15
〜観音堂13:20〜生瀬滝展望台13:40〜13:50袋田ノ滝15:00〜滝本バス停15:10〜15:16袋田駅 


車道からみた男体山(左の峰)

八ヶ岳、硫黄岳の耐寒山行から3日後で、暖かい所がいいな。青春18キップも残っているし、これを使ってよい所は無いかとネットで探してみた。奥久慈男体山と袋田ノ滝見物という、18キップに最適な場所があった。4時半に家を出るとまだ星が見える。常磐線で水戸まで行き、初めての水郡線に乗り換え西金駅で下車する。下りたのは一人だけ、駅員さんも一人です。男体山のハイキング地図があったのでもらう。駅前を右に行き、国道を渡り、湯沢温泉と案内に従い、車道を歩くこと15分で湯沢温泉ホテルに着く。日帰り入浴もできると書いてある。ここでY字路を左に行く、だらだらと車道を登ると男体山が見えるようになってきた。西上州の山のような岩がそびえている。やがて登山口の標識が出てきて左に下ると男体トンネル(まだ新しい)の出口になり、そのままもう少し下ると滝倉登山口との分岐になった。民家の間を行くとすぐに、健脚コースの分岐となり、健脚コースを行く。杉林を抜けると露岩帯になる。ここからが急登の連続です。立川からきて、昨日は湯沢温泉に泊まった人を追い抜く。

鎖場
最初の鎖場を過ぎると岩頭部の展望台に出る。ここからさらに急登になり、鎖、木の根をつかんで登る。山頂には男体神社の社と電波塔がある。絶壁の上で乗気分よく熱燗を飲んでいるおじさんとしばらく話をする。展望は近くだけで遠く那須、日光はかすんで見えませんでした。下りるときに年配のご夫婦が到着した。平日ですが今日は4人と会った。月居山に向かう道はよく整備されていて、雪もなく歩きやすい。いくつもの小さなアップダウンを繰り返しているがほとんど巻き道で過ぎてゆく。陽だまりで定番の鍋焼きうどんを作って食べる。鍋転山の展望台を過ぎて月居城址碑が立つ広い月居山山頂に着く。下ると観音堂にぶつかり道は左右に分かれている。ここから袋田自然研究路の周遊路を袋田の滝に進む。長い階段でアップダウンを繰り返す。生瀬滝の観漠台に寄ってみた。凍っていて上から見ると落差がわからない。さらに階段を下りて袋田ノ滝を見物する。観漠台には300円かかるので行かないことにして。料金所の前から写真を撮った。ほぼ全面氷結していた。

頂上の社、左は絶壁
バスや車の観光客は沢山いますが山歩き姿の人は誰も居ません。万年豊作という旅館の風呂に寄った(入浴料1000円)3階の露天風呂にはいたが展望はよくない。風呂はきれいで、ヒノキの湯船気持ちがよかった。袋田駅まで歩き出したら滝本のバス停で丁度出るところだったバス乗れて、ラッキー。駅前でアルコールを買い込み順調に乗り継いで帰ってきた。手軽に登れて滝見物のおまけがつく、手軽なコースでこの季節にはよいと思う。

生瀬滝

袋田ノ滝
左の小屋が観漠台