倉沢谷 長尾谷       平成18年3月21日

倉沢橋バス停8:50〜地蔵橋9:30〜9:40入渓10:05〜終了点12:50〜棒杭尾根〜14:40倉沢橋バス停


入渓地点
飛び石の三連休を日光白根山に出かけたが、2日ともに春の嵐で撤退して帰ってきた。。皮肉なもので、翌日は天気が良いと予報されていて、休養にはもったいない気がしてきた。それに、何か消化不良の感もあって、奥多摩に出かけてみた。先週、ウトウの頭に行ったら、ほとんど雪もなっかたので長尾谷なら問題ないと見込んだ。奥多摩駅8;30のバスに乗った、、お彼岸でお墓参りか、乗客は少なかった。大半は川乗橋で下りた。倉沢橋で降りたのは一人だけ、帰りのバス時間を記録して早速、林道を歩き出す。左の尾根に新しい軌道が設置されて、上には何か建物が見える。「倉沢ヒノキ」の施設なのか?左の岩にワサビ田からの水が落ちてくる、帰りに飲んだらうまかった。倉沢鍾乳洞がみえると魚留橋に着く。橋の左斜面に新しい木段の道ができていた。その先、林道は地蔵橋の手前で道が崩壊している。そのまま林道を棒杭尾根の取り付きまで行くと、丁度、大きな丸太が転がっていて靴の履き替え用の、腰掛にぴったりだ。ここで、沢支度と腹ごしらえをして入渓。


3m、3mの滝、その奥に橋が見える
踏み跡は右岸に続くが沢を行くと、小さな木橋が出てきて、そこには右に1:1の沢が入っている。ゴルジェに3mと5m滝を過ぎると、また、木橋が出てきた。ここで右に小さな枝沢が入る。まだ水に入ると冷たく、薄く凍ったところもあるので、3m、3mは一緒に左から巻いて、大きな木橋の上にでた。古いが立派な橋だ。左には踏み跡が続く、小滝をいくつか過ぎると右に枝沢が入り、その上に大岩がでてきて、すぐに、左にも枝沢が入る。石積みの堰堤を越えると広く、開けたところになって、テン場に良さそうなところだ。


ゴーロの中に小滝が続く
左にゴーロの枝沢が入ってその先はゴーロにナメの小滝が連続している。3:2の二俣に着く。左は小さなナメ滝が落ちている。その先で伏流になって一旦水が消える。崩壊地の土砂が埋まったためである。ここを過ぎると再び現れて、奥の二俣になる。左のほうが沢床が低いがここは右に行く。水が枯れて、ガレ場になってきた。急登の先でスズタケの藪に突入するが獣道を拾って15分もすると、長沢背稜の縦走路に飛び出して遡行を終了する。バスの時間を考え、蕎麦粒山はあきらめて、すぐ、下山をした。一番近道の棒杭尾根を一気に下り、入渓地点で洗濯をしてバス停に戻った。バスの時間まで15分、コーヒーを飲んで待つ。バスが2分前に来て、あわてて飛び乗った。