西丹沢 悪沢〜クマ沢〜椿丸〜780m〜519m〜浅瀬橋      
                                                    平成18年12月17日日

コース浅瀬入口バス停9:15〜吊橋10:50〜取水塔11:35〜13:10稜線13:20〜浅瀬橋15:10〜15:55浅瀬入口バス停


519mの取り付き
今回は下山口
椿丸と書きましたが、本当はその東の小ピークで下りました。今年の3月以来、久しぶりの丹沢です。新松田駅、8時10分のバスに乗る予定でいたが、12月から運行時間が変わっていて8時25分まで40分ほど待った。もっと悲惨な人は7:30に乗るつもりが、1時間以上待っていました。バスは10人ほどの客を乗せてでた。大野山登山口で半数が下りた。浅瀬入り口で降りたのは一人でした。もう紅葉も終わり、退屈な丹沢湖湖畔の道を歩いて行くと、滝壺橋のところで先行パーティーに追いついた。ミツバ岳に向かうようだ。浅瀬集落のゲートを過ぎようとしたら、年寄りが二人出てきて「何処へ行くのか、猟をしているので藪道には入るな」と強い口調で言われた。事故になったら歩いているほうが悪いように言われたが、藪山に来たのでどうしたものか、とにかく気をつけて行く事にした。浅瀬橋で単独者が見えたが大又沢林道に入っていった。下山予定の尾根には、オリト、椿丸入口と書かれた黄色のテープが付けられていた。

この吊橋を渡る

夕日の滝を見物して、悪沢出会に着いた。ここに吊橋があるらしいので河原に下りてみたが見当たらない、もう少し上流にに進んでみたらありました。対岸に渡ると、三俣山荘と書かれた廃屋があった。この裏を登り、尾根にでて、しばらくすると尾根から外れて右に平行道が出てきた。計画では尾根道を山神峠経由で椿丸にと思っていたが、バスの出遅れと、夕方の雨予報もあって、悪沢〜クマ沢を詰めるショートカット道に変更した。平行道は整備されていて難なく山神沢とクマ沢の出会にある取水塔に下りることが出来た。すぐ上に小さな取水堰があって水量も少なく穏やかな流れで軽登山靴でも遡行出来そうなので安心する。

取水塔

唯一あった、滝らしいもの
530m二俣は1;1です。右俣を行く、飛び石で靴をぬらすこともないが沢靴のつもりで歩くと、見事にすべるので注意、注意と。左に枝沢が入って、560mの二俣となった。右は開けた穏やかな沢、左には小滝が見える。左に入り、小滝を越えるとナメが出てきて雰囲気がよくなってきた。600mの二俣は左右が地形図では同じような感じなので椿丸直下へ延びる、左沢に入ってみたがボサが多く歩きにくいので、引き返して右沢を行く事にした。こちらは開けて明るい、傾斜が増して、沢も狭まってきた。小石と小岩混じる、もろい岩は注意しないと、大きな岩が抜け落ちてきたりして、危うい。やがて水も涸れて鍋底のようなナメとなってきたので小尾根に乗り、残り、50mを詰めて尾根に出た。椿丸の東の小ピーク870m直下だった、小ピークで休憩をしながら、下山コースを検討する。

下山の尾根道
時間を考えると椿丸は諦めてここから下山をすることにした。穏やかな尾根は切り開かれたり、雑木の疎林の明るい、藪などまったくない快適な尾根です。2箇所、法行沢に引かれるピークが出てきたが、マークも多すぎるくらい付いていて、間違えることもなかった。780mからの下り尾根で猟が行われていて3人の猟師に会った。この時期は赤いジャンバーを着たほう良さそうだ。最後の林道に下りるところは藪の急坂だった。大又沢林道に下りたほうが良いかもしれない。浅瀬橋でバスの時間を確認したところ50分しかありません。その後は1時間半ないので時々駆け足をしながら、浅瀬入口バス停までジョギングを強いられた。5分前でセーフ、大汗をかいてしまいバスの最後部席でで着替えることになった。