安倍奥  八絋嶺      平成19年12月24日

静岡6;38=梅ヶ島温泉=登山口8;30〜林道9;20〜富士見台10;00〜11;40山頂12;15
〜富士見台〜13;40梅ヶ島温泉=静岡


登山口
昨日の静岡の宿は南口にだった。裏口になるのだろうか、終夜営業の店がなく、朝食にありつけるか心配だったが、北口に出てみると「吉野屋」があって、やれやれでした。北口前は工事中で地下街を通過しないと移動できないのが不便だ。梅ヶ島温泉行きは6;37発が一番早い、乗ったのは2人だけ途中から2人乗った。六郎木、有東木など聞いた名前のバス停があった。猿の大群の歓迎を受けて運転手さんもビックリしていた。梅ヶ島温泉で降りたのは3人、二人は安倍峠に行くそうだ。足回りを整えて歩き出すと車が停まって「八絋嶺に行くなら乗りませんか」と声をかけられ、ラッキーと乗せてもらったが、200mも行ったところでゲートがあり、歩くことになった。この方は静岡の人で、車だと1時間ほど短縮できるのにと残念がっていました。


富士見台の先で振り返ってみる
ゲートの脇が登山口で、しばらく一緒に歩いたが、帰りのバス時間もあるので先に行かせてもらう。一旦、林道に出た所は20cmほど雪があった。昨日の雨は山では雪になったらしい、新雪は気持ちがいい。登山道はしっかりしていて歩きやすい、富士見台で突然前がキレ落ちていた。富士山、七面山方面は展望できる。高度を上げると雪も増して、ラッセルするところも出てきたので、スパッツだけつけた。左に大谷嶺が見えて来るとまもなく山頂が近くなった。山頂手前30mほどで単独の若者に抜かれたがお陰でラッセルをしないで大助かりだった。山頂は樹林に邪魔されて展望はあまり良くなかった。


山頂
山頂で、昼食を済ませた頃、車に乗せてくれた御仁がやってきたのでしばらく話す。この山域は結構良いところをいろいろと教えてもらった。山伏(やんぶし)が一番高く、お勧めと言うことでした。下山後の温泉を聞いたところ、旧知の「梅薫楼」を紹介してもらった。「静岡まで送りますから、風呂に入って待っていて下さい」と言われたので一足先に下山をした。富士見台できれいな富士山を眺めたあとは一気にかけ下りると、雪のため思いのほか早く温泉に降りてしまった。紹介された旅館はバス停のところにあり、フロントの女将さんにI氏から紹介された由を告げるととても親切にもてなしてくれた。源泉掛流しの檜風呂はややぬるめだが、温泉らしい気分になれるお風呂だった。加熱した浴槽もあってのんびりしたいところですがI氏が迎えに来てくれるのが気になって早めに出た。静岡まで車で送っていただき、バス代1600円も浮き、おかげさまで、帰りは新幹線に乗った。