本社ヶ丸        平成19年3月8日

都留市駅8:20 ー8;40宝鉱山バス停8:50〜南東尾根取り付き9:10〜11;35本社ヶ丸
12:40〜p1541m12:55〜北尾根〜林道14;00〜14;55笹子駅


尾根に取り付いた
送電線の下
青春18キップが使えるこの時期、特に今回はJRの記念キップとして安価で発売されて、1日1600円で乗り放題と割安です。これを利用して久しぶりに本社ヶ丸に行く。都留市駅から8;20のバスに乗り宝鉱山へ、乗客は一人だけで貸し切りバスでした。20分ほどで鉱山バス停に、「宝の山ふれあいの里」と言う立派な自然観察施設があった。林道を先に進むと右に鶴ヶ鳥屋山を巻くように付けられた林道と別れる。すぐに大幡沢を渡る処に千段の滝に沿って三つ峠に登る登山道の案内板が立てられているがあまり歩かれている様子でない。橋からしばらく林道を行き、沢から離れるところで渡渉して尾根に取り付いた。水量は少なく飛び石で簡単に渡れた。丁度送電線が交差するところでいい目標になる。送電線の切り開き尾根を西に向かって1010mまで登るり、尾根は南東に方向を変わるので送電線と別れる、この辺り短い距離だがカヤトとのバラが密生して嫌なところだった。

マンサク越しに三ツ峠の
御巣鷹山
本社ヶ丸と鶴ヶ鳥屋山が近くに見え、高川山、九鬼山と続いている。鶴ヶ鳥屋山の山腹を巻くように林道が延びているのがはっきりと見える。それほど邪魔にならないが藪の尾根道で高度を上げ、三つ峠の山頂の鉄塔が大きく見える辺りでマンサクの花を見つけた、以後は見かけることがなかったのでラッキーな一本だったかもしれない。三つ峠の北斜面も上部の沢筋に白いものが見えるくらいで、雪は少ない。右から東尾根からの道らしい踏み跡があうと、左側がカラマツ林となり、三つ峠の肩に富士山が顔を見せ、まもなく稜線に出た。西に7〜8分で本社ヶ丸の頂上に到着です。

気になる三角錐
後ろは荒川岳、赤石岳
風もなく穏やかな頂上は運良く独り占めです。八ヶ岳、南ア、富士山の頂上には薄い雲がかかっていたが他は絶好の展望でした。東側のほんの一部を除いてほぼ360度の眺めはすばらしい。黒岳の右に三角にとがる山が気になる、御坂釈迦ヶ岳らしい。昼食を作りながら誰か着たら明け渡そうと思っていたが、1時間、誰も着ませんでした。まだ居たい気分を振り切って、来た道を戻る。1541mピークを探しながら歩いているとブナの木に黄色テープが巻かれ1541mと書かれていたので北に方向を変えて尾根に乗ろうと下ったがはっきりした尾根が出てきません、少しずつ東にトラバースしながら下りてやっとそれらしき尾根に乗ると、階段のついた道が付いていた。送電線の巡視路のようでそのまま下ると案の定、鉄塔の下に出た。

北尾根からの滝小山
笹子雁ヶ腹摺山、米沢山、お坊山の笹子の裏山と小金沢連嶺や滝子山の眺めが良い。少し下降すると林道に降り立った。そこから丘のような尾根を更に北に向かって下る。小さな鉄塔が出てきた。忠実に尾根を下ると中央線が笹子川を渡るところに出た。川幅は広いが流れは少なく、飛び石で左岸に渡って工場の物置のような処から国道に出て、笹子駅に行った。幸い、8分ほどで電車に乗ることが出来た。今日は1日誰にも会わないマイナールートでした。また、青春18キップが効率よく利用できるルートを考えよう。