阿武隈川 石筵川        平成19年7月29日

銚子ヶ滝入り口駐車場〜入渓〜大滝〜1480m枝沢〜稜線登山道〜入渓点〜駐車場


こんなに広い駐車場があった
3日前に松井さんから29日が空きましたのでどこか行きませんか、とのメールがあり、秩父大洞川惣小屋沢を計画した。前夜、お天気を心配しながら、東所沢駅で松井さんと8時に合流して、先ず、天気予報の話になり、東北のほうが良さそうだということになった。以前計画して流れてしまった安達太良の石筵川に目的地を変更して、東北道に向かった。サービスエリアで軽く食事を取り、磐梯熱海ICで高速を下り、石筵ふれあい牧場の案内に従って進む。牧場のトイレ広場に着くと車が急に増えてびっくりする、若者の車の溜まり場のようです。とりあえず、銚子ヶ滝の登山口を探しながら登ってみたが登山口らしきものはなく母成峠に出てしまった。車族はここと牧場の間をローリングしているらしく峠にも車がいっぱいです。登山口を探しに2往復してみたが見つけることが出来なかった。明朝、明るくなって探すことにして牧場の下の引き込み道路に、寝場所を決めて、車中で恒例の寝酒の酒盛りをした。

2段20m滝
翌朝、登山口を探しながら登ると左側に大きな駐車場があり、道路の右側に立派な案内板が立っていた。この案内板が木の陰になっていたため、暗いときには見つけられなかったのだ。銚子ヶ滝まではハイキングコースとなっていて歩きやすい道だった。滝見物はパスして、そのまま登山道をゆるく下ると石筵川に降りた。登山道は渡渉して対岸着いているが、ここで沢仕度に替えて入渓した。水量は少ないが大岩のゴーロを縫うように進み、2段20m滝に着いた。滝下で松井さんが竿を入れると直ぐにキープクラスが釣れた、オレンジ色のきれいなイワナだった。一休みして、下段の右壁に残地シュリンゲが見えるが、それよりもっと右の大きなクラックを松井さんが空身で登り、私は確保してもらった。2段目は右の水線際を難なく登った。
ナメと滝が適度にあって快適なところが続く、イワナも5匹ヒットして結構楽しみながら歩いていると、ポツポツと嫌なものが落ちてきた。雲行きも怪しくなり本降りにならないうちに1380mの右の枝沢にエスケイプしたが小さな枝に迷い込み早い段階でヤブコギになってしまった。結構な藪を40分ほどこなして登山道に出た。1509m付近に出たよう予定の鞍部より手前に出てしまった。下山には都合が良かったが間違ったのは悔しさが残りました。刈り払いのされていない登山道を和尚山ー銚子ヶ滝に下りた。磐梯熱海で簡保のお風呂に入って帰路に着いた。デジカメのバッテリー切れで写真がほとんど撮れませんでした。帰宅後予備バッテリーを早速買いました。
2段20m滝上のナメ