タワ尾根 上段道ー滝谷上ツ滝ー下段道      平成19年12月20日

コースタイム 鍾乳洞バス停8;40〜人形尾根取り付き9;00〜上段道分岐9;20〜材木小屋尾根10;35〜四間小屋尾根11;25〜上ツ滝11;50〜四間小屋尾根12;35〜下段道13;00〜鳥居谷左俣13;50〜人形尾根14;50〜バス停


人形尾根から上段道に入る
12月は大人の休日倶楽部の三連パスが使用期間だったので東尋坊に行ったり、忘年会があって山歩きが出来なかった。この日も忘年会があり、遠出は出来ないので奥多摩、タワ尾根に行った。タワ尾根のHPを読むとよく出てくる小川谷の右岸についている上段道とか下段道が気になっていた。平日のためバスは鍾乳洞まで行く、ここから歩き小川谷林道をしばらく行って、人形尾根の取り付きから山道に入った。尾根に出ると下段道が谷に沿って延びている。帰りにはここに出ることにして尾根を登ると860m付近で上段道が分岐している。しっかりとした仕事道で歩きやすく足取りも軽く歩いていると、細い木で道がふさがれ、小さな石、「にこの先橋流失、通行不能」と書かれていた。心配しながら進むと、金袋山からの細い沢筋で道は崩壊していたが小さく高巻くと難なく通過できた。

通行不能

材木小屋尾根
金袋山に登る巡視路を分けて、1200mで材木小屋尾根に乗る、切り株に穴の開いた鍋が被っていた。水源林24/25の標識に材木小屋尾根と書かれていた。一休みして、少し下り気味に進み、鳥居谷の左俣、と右俣の水流をこえると、なだらかな斜面に葉を落とした雑木が実にいい感じのところとなった。林班標25/26を過ぎ、カラマツ林に変わり、壊れた小屋跡を通過して1250mで四間小屋尾根の乗った。ここを乗り越すと道は踏み跡になってしまったが、踏み跡を拾うと水の流れの音が聞こえてくるようになって滝谷二の沢の出会に降りた。少し遡ると上ツ滝があって滝見物ができた。滝谷を遡行する前にこの滝を見るとは思っていませんでした。滝の周囲は氷がうっすらと張って冬の滝の趣を呈していた。

上ツ滝


四間小屋尾根てまえ
昼食休憩
上ツ滝を巻くとその先に踏み跡が続くか興味はあったが、今回はここまでにして少し戻り雑木林の雰囲気のいいところで昼食休憩をした。この時期には定番の鍋焼きうどんと熱いコーヒーでくつろぐぎ、四間小屋尾根を20分も下りると上段道についた。1000mだった、立派な仕事道だが右は通行止めの札が付けられたロープが張られいたが目的はこの道を巡ることなのでロープを跨ぎ進んでみた。まもなく崩壊したところが出てくるようになり何回か緊張する箇所を通過し、この先を心配しながら歩いていると、鳥居谷右俣を過ぎたあたりで新しい足跡が出てきてなんとなく安心した。鳥居谷左俣に差し掛かるところで猟師に合い、ビックリされてしまった。足跡は猟師の物だった。右股を越えたところが崩壊していてここを過ぎ、材木小屋尾根を回りこむところからは快適な水平道になった。滝上谷出会付近に下りる道があり気にしながら通過、その先で金袋山への道を分けて人形尾根の上にたどり着いた。上段道は使えるが下段道は材木小屋尾根まででその先は敬遠したほうがいいと感じた。

四間小屋尾根で下段道に降りたところ