御坂釈迦ヶ岳       平成19年3月18日

コース   石和温泉駅前バス停8:20ー十郎橋バス停8:55〜尾根取り付き〜日尻山11:05〜11:30林道12:00
〜12:50釈迦ヶ岳13:15〜神座山14:10〜檜峯神社14:40〜15:25十郎橋バス停


十郎橋からバイパスの橋
先々週、本社ヶ丸の山頂展望で気にかかった、三角形のとがった山、御坂釈迦ヶ岳に行ってきました。青春18キップも使って行けることもわかり早速、実行した。中央線の石和温泉駅で降りてバスに乗るが駅から国道まで歩かなければいけない。甲州街道歩きで見覚えのある駅前の通りは歩道がきれいになって、彫刻なども置かれてきれいになっていた。タクシーの運転手にバス停を教えてもらい行ったところ、20mほど東に移動していた。初めて乗る路線です、20号国道と別れて、笛吹川を渡ると果樹園が目立つようになってくる、中央高速を過ぎるて、徐々に高度が上がって斜面一帯に広がって、花の時期に乗りたいバスです。十郎橋で下車して帰りのバス時間をチェックして出発した。十郎橋を渡りすぐに右に折れると、バイパスの橋の下に出た、そのまま下を潜りぬけてしまった。

日尻山で、奥に釈迦ヶ岳ヶ見える
果樹園に付けられた神座川の右岸道を登り、終点で甲府盆地を見下ろしながらフリースを脱ぎザックに収めた。金峰山が目立っている。畑を通過させてもらい、猪避けの網を跨いで少し行くと斜面に踏み跡あるのでここから尾根に取り付いた。まもなく大きな糞出会う、握りこぶし大が3個ほどあり、そんなに古くないものです。こんなのが3度も出てきたので、用心にベルを鳴らしながら登った。主尾根は境界の測量杭が出てきて、歩きやすく助かった。1173m、1291mとはっきりしないところを過ぎ、左から大きな尾根が合うと、日尻山の名前が書かれた、1474mのミズナラ林の広場に到着した。裸木の向こうには釈迦ヶ岳のとんがりも見えて気分の良い場所だった。

釈迦ヶ岳山頂
1460,7mの三角点を通過するとやせ尾根に変わる。右側はキレ落ちていているやせ鞍部から僅かな急登で林道に出た。南アルプスの眺めが良く、マンサクも群生していて路上で昼食休憩をした。空気は冷たく真冬の寒さらしいが日差しは春の暖かさを充分に感じさせてくれ、やっぱり、今日は「彼岸の入り」なんだ。右の土手の踏み跡から尾根に乗り、主稜線に出ると1562,4mの府駒山に出た。釈迦ヶ岳まで35分と云う標識が立っていて釈迦の尖がりも近くに見えるようになってきた。鞍部に下りるところで団体さん15人ほどが登ってきた。綱引きの綱のようなロープがついた岩場を3回ほど超えると、2体のお地蔵様が祭られた頂上に到着した。先客は2組の4人で、食事中でした。冬型の天気のお陰で360度はすばらしい展望だった、風がなく日差しが暖かいのにすっきりとした稜線が拝める、こんな日和に恵まれた。

神座山で見た釈迦ヶ岳
下山は急下降の連続ですが、うまいこと道が付けられていて危険を感じることもなく鞍部に下りた。檜峯神社への道が分岐している。左にへは上芦川15分となっていて、2人がこの道を登ってきた。神座山へ60分となっている、快い雑木の尾根道は小さなアップダウンを繰り返して神座山に到着した。ここからトビス峠に下山をした。良く整備された道で、時々見る釈迦ヶ岳は更に鋭角に聳えて見えた。神社からは舗装道路となって檜林のうす暗いなかを歩き、ゲート柵が設置されているところに着くと、今朝登った尾根が対岸に見えるようになった。新しい道路が錯綜するため檜峯神社入り口バス停への行き方が分からなく、真下に見える十郎橋バス停に下りた。20分待ちで甲府行きバスに乗ることが出来た。同じ山域で、芦川の南側には、もう一つ釈迦ヶ岳があり、気になります。