谷太郎川 大小屋ノ沢         平成19年4月15日

本厚木駅7;50ー煤ヶ谷バス停8:20〜8;55林道終点入渓9;15〜F7 11;10〜三峰登山道12;25〜
三峰山12;40〜宝尾根分岐12:55〜777m〜512m〜14;20権現橋14;40〜煤ヶ谷バス停〜本厚木駅


入渓した滝
前夜に会合があったため、アプローチが楽な、丹沢に出かけた。本厚木駅でバスに乗るのは久しぶりで、宮が瀬行きのバス停を探してしまった。時間があるのでベンチで、持ってきたお稲荷さんを食べながら待つと、ヘル仕様のグループが着た。聞くと不動沢から三峰に登ると言うことで、幸いルートが別で安心した。この人たちは集中山行とのことで三峰山は混雑するかもしれない。煤ヶ谷バス停で10人ほど降りた。清川リバーランドには何人かの釣り人がいた。谷太郎林道の終点に着くと3台の車が止まっていた。沢仕度をしていると更に2台がやってきて満車となった。登山口にヒル防止用の塩が置かれていてご夫婦が靴にかけているので挨拶をして橋を渡り大小屋ノ沢の踏み後に入った。5個の堰堤を通り過ぎ、岩が重なる滝で入渓をした。その先に小さな堰堤を2個通り過ごし、右に涸れた枝沢を2本見送ると、F310mのナメ滝に着いた。


F7、一条10m滝
560mで右に滝を持つ枝沢を見て、左に屈曲するとゴルジェとなって、細い樋状のナメになった。その先、ゆるく右に曲がると釜持ちの5mと3mが続く、5mは右をやや逆層だが階段状の右を、3mはやや立っていたが右を登った。その先の2mCS滝は両側が切り立ったスラブで大高巻きかと思われたが、少し水を浴びると岩陰に良い足場があってクリヤーできた。次のCS2mは右に藤蔓がたれていて、上手いこと超えられた。ゴーロ少し行くとゴルジェになって、F5、3段7mとなった。その先で狭い、樋状の滝が3個続き、ツッパリで超えると、F610mが出てきた。ここは右から登り中断で流れを跨ぎ超えた。右にゆるく曲がると2mの小滝3個とその奥にF7が見えてきた。F7は10m、一条のナメ滝で左を巻くように書かれていたが右壁を直登すると、中間に残地シュリンゲもあって何とかクリヤーできた。滝上には、さらに小滝が2続いていた。


中央が経ヶ岳、左が仏果山
水もごく僅かになった付近から、やや左寄りに詰めて尾根に出た。境界線の尾根で歩かれている感じがする、少しの急登すると、経ヶ岳、仏果山方向が良く見える場所があった。進入を防止のロープを超えると、三峰山縦走路に出た。三峰よりに少し進んだピークで下山に使う宝尾根を確認して、三峰山に向かっていると登山口でヒル防止の塩を使っていたご夫婦とすれ違いご挨拶をする。小さいがアップダウンとクサリや梯子が繰り返し出てくるし、登山者も多く、歩きのペースがつかめない。頂上は座るところがないほど、盛況で標識をカメラに収めようとしても無理だった。すぐ引き返して宝尾根の分岐ピークまで戻った、。テープも沢山あって、わかりやすいところだった。ここは七沢山というらしい



ススダケ切り開きと鐘ヶ岳
出だしは急下降ですが、ロープも付いていて歩く人も多いようだ。ザレたやせ尾根できれいなミツバツツジを見つけた。なだらかな777mの広いピークは休憩したくなるところ、コーヒーブレイク、賑やかな山頂も良いが、どちらかと言えばこの雰囲気がいい。スズタケの切り開きの分岐が出てきて、正面の鐘ヶ岳と厚木の町の眺めがよく、しばらく停滞してから、左の道に入った。512m付近からの植林帯は伐採木が邪魔して歩きにくい斜面だ、車道も見えるゆになって、一気に急斜面を滑りながら下りると権現橋だった。鳥屋待沢の出会の下りて、洗濯と着替えをして、朝歩いた道をプラプラと歩く。バス停には、丁度バスが止まったところで、運良く飛び込み乗車が出来ました。この沢は滝も多く、そのほとんどが直登出来き面白いさわでした、アプローチも楽でいいのですが、難点はヒル対策です。