和名倉山 仙波尾根 偵察    平成19年11月2日


二瀬湖の紅葉
先月、惣小屋谷遡行して下山して車のところで、お会いした方から仙波尾根の情報を教えていただき興味を覚えていた。3日〜4日の連休で釜の沢に入る約束があり、一日前乗りでキノコ採りを兼ねて偵察に行ってみた。大洞林道を走ると紅葉が進み、見ごろになりつつあって、時々車を停めて写真を撮りながら終点まで行った。終点広場に車を置いて大洞橋を渡り、林道を歩く、仁田小屋尾根の取り付きを過ぎ、15分ほどするとはっきりとした道が沢に下りている。ここを降りるとまもなく、松葉沢の堰堤の下にでて、飛び石で渡渉して大洞川に出た。背の低い堰堤の所でした。ここで休憩をしながら眺めると木橋が流されて残骸だけがあり、道のあったことが分かる。

左の道を、松葉沢に下りた

大洞沢の堰堤下
堰堤の右を乗り越えると、惣小屋谷の出会いになっていた。を惣小屋谷に沿うように取り付いたが急登で踏み後もなかった。帰りに分かったが大洞川を僅かに行ったところがテープもあってしっかりとした道がありました。左から登ってきた道に出ると、やっと歩きやすくなった。虎ロープのついた急登をを超えるとやせ尾根の岩峰に出た。大洞川の谷間の紅葉がすばらしい。この付近からテープを目安に進まないと迷いそうな斜面です。幸いテープが沢山付けられていて助かった。直ぐに岩場を巻くように右にトラバースして降りると広い穏やかな窪地になってブナとシオジの巨木がとてもきれいなところだ。紅葉もきれいで明るく、のんびりと寝ていたい気分になるところです。この辺りからキノコ採りに右往左往して前に進まない。

きれいな紅葉だった窪地

ナメコ
鞍部で尾根に乗り尾根筋をしばらく進んだところで時間切れとなって、ひき返した。キノコ採りに夢中になって、一時は帰りの方向を見失った。ムキタケ、ブナハリタケ、ブナシメジ、ナメコなど収穫して明日の集合場所の「道の駅みとみ」に向かった。ナメコは永沢さんと道の駅で夕食のに賞味した。ムキタケは沢山採れたので翌日の山行に持って行き、キノコ鍋にした。ブナシメジはこんなに大きくなった物は初めてで、家に持ち帰ってから食したが美味でした。

ブナシメジ