丹沢 高松山〜林道秦野峠       平成19年1月14日

山北駅8:30 〜ビリ堂10:00〜10:30高松山11:10〜林道秦野峠12;40〜14;20寄バス停〜新松田駅


このバス停の手前で
北に入ったほうが良い
青春18キップの有効期間が残り少なくなり、今日を逃すと使えないので、往復で2300円以上になるような場所を探す。丹沢の高松山にしたが、小田急を使うと電車代で2000円未満でバス代を加えても2300円くらいで山北まで往復できる。これでは得キップにならない、そこで東海道線〜御殿場線を使用して山北駅に行くと3700円と大分、得した気分となれる。普段御殿場線を乗ることがないし、いい機会だと、この大回りコースで出かけた。東京駅で乗り換えて東海道線、熱海行きに乗ると山歩きスタイルの人は違和感がある。新宿では山屋が幅を利かせる時間帯なのに違うものです。観光旅行か温泉旅行の気分になって緊張感が薄れてしまう。電車は1両に2〜3人と寒々しい。御殿場線に乗り換えるとザックを背負ったスタイルが見られるようになって、なんだか落ち着いてきた。矢倉岳、金時山の箱根連山と富士山も眺めがよく、退屈することもなく、山北駅に着いた。西丹沢行きのバスではおなじみの駅前ですが電車で降り立ったのは初めてです。駅前を東に少し行くと、高松山入口のバス停があった、


高松山の頂上は広場
この辺りから北に向かうのですが案内標識を見落としたのか、その先の橋まで行って曲がった。東名高速道路を潜るところまでかなり戻る形になった。尺里川に沿って少し行くと、第六天への道を分けて、ビリ堂の標識に従って左のみかん畑用の農道を登った。結構な坂道で、高度を上げて、駿河湾が見えるようになって、ここは海岸に近い山だったと気付いた。畑で作業する人もいて、遊びで歩いているのが申し訳ない気がする。車道も終わり、山道になると溝状にほれたところに落ち葉が積もる道になってきた。ほとんど展望のない道を歩き、ビリ堂に着いた。お堂はなく、2体の石像が置かれているだけで、昔道の説明などがされていた。一休みして、一登りで高松山の広場に出た。誰も居ない山頂で富士山、愛鷹山、箱根連山を眺めて、休憩していると第六天方向から来たご夫婦が通り過ぎていった。その後、何とか監視員と腕章をつけたおじさんが登ってきた。かなり暇らしく話しかけてきて、なかなか話が終わらず、30分以上長居をすることになった。


林道秦野峠
鞍部まで戻り、鹿柵に沿って植樹林を登ると踏み後が分かれるところがあって、右の北に向かって下る。西ヶ尾は知らないうちに通り過ぎて大きな送電塔の下に出た。埴輪のような形の山桜を見ると、817m付近となり、東よりに方向にかえた、秦野峠に下りる分岐には壊れた標識が地面に置かれていた。正面がジダンゴ山、右にダルマ沢、左に秦野峠という方向に置かれている。峠に降りかかる付近から犬の声がして、猟をしているようだ。急坂を下りると林道秦野峠に着いた。犬を積んだ軽トラックが止まっていた。後は杉ノ沢に沿って林道を降り、寄大橋で中津川を渡った。寄のバス停に着くと高年さん30人ほどの団体がバス待ちをしていてびっくりする。15分ほどの待ちでバスに乗ることが出来、新松田駅に着いた。御殿場線の時刻を確認してからラーメン屋でビールを飲んでいたら、先ほどの団体さんがやってきてのんびり出来る雰囲気ではなくなり、退散した。