御坂山塊 芦川北稜   春日山〜滝戸山   平成19年4月1日

コース  石和温泉駅バス停石井9;25ー鳥坂峠1;25〜春日沢ノ頭11;20〜12;45鶯宿峠13;10〜滝戸山13;40
〜狢山〜金刀比羅神社井14;40〜向昌院〜16;00石井バス停


鶯宿行きの石和温泉駅バス停
青春18キプも残り一枚となった。甲州のお花見がそろそろ見ごろではないかと思い出かけた。朝、乗換駅のホームで待っている時に隣の人が電車にぶつかるという、人身事故を目撃する、ショック!石和駅で下りるとハッピを着たJRの若手が居る。今日からお花見と信玄公祭りのイベントが始まるらしくいつもより駅も活気があった。今日は鶯宿行きのバスに乗るつもりだが駅前のバス停には鶯宿行きは場所が違うところにあると書かれている。その辺りを探すが見つからないので駅前のお土産屋さんで聞いたところ、4月1日の今日から場所が変わって、JAふえふき岡部支所に移ったと教えてくれた。行ってみるとJAの広場にあり、道から引っ込んでいるため、わかり難いところだった。20分ほど待ちがあるので缶コーヒーを飲みながら待っているとそれらしきバスが来たが、いっこうにこちらに来る様子がなく、発車時間になってしまった。運転手さんもキョロキョロしながらバスから降りてきた。急いでバスまで行き、待っていることを告げると、運転手さんもバス停が移動したことを知らなくて探していたそうです。バス停で待っていたら置き去りにされるところでした。貸切で発車した。

新鳥坂トンネル
石和温泉も川べりの桜がきれいだそうですがバスからは見えません。笛吹川の河川敷で流鏑馬の準備をしている人たちがいてお祭りモードいっぱいのようです。バスは高度を上げて奈良原付近から見ると梨や桃のが棚田となって盆地に向かって広がり一面が薄いピンク色に見える。まだ満開とはいえず来週が見ごろとなりそうです。山間に入り一気に高度を上げると新鳥坂トンネルとなり、出口のバス停で下りた。谷の向こうには節刀ヶ岳が近い、歩き出す前にトンネルの脇にある芦川村の観光案内図を眺めていたら今日行くコースにナンジャモンジャの木がある、期待して出発した。ゲートのある林道を行きッ終点で釈迦ヶ岳の案内に従い山道に入る。まもなく鳥坂峠に着き、稲山と手製の札が示す、左の尾根を行く。春日沢ノ頭と記された123,5mに、カヤトでアンテナの立つ北側の開けたところに出た。南ア、八ヶ岳の展望が良かった。

鶯宿峠からの甲府盆地
正面の奥には八ヶ岳が見えるはずですが
12〜3分もするとか春日山の標識所につくが雑木林で何もないところで通過して左に折れて、黒坂峠の林道に降り立った。句碑が立っているが誰のものか読むこともなく、そのまま向の広い切り開きの急登を登る。途中で一休みしていた3人組みに追い越し、上りきったところには春日山最高点と記されていた。地形図には名所山と記しているがこの山名は見当たらなかった。境川方面の分岐を過ぎると背の低い藪になって踏み跡が薄くなった。前方が少し開けて右下に林道が見えるようになり、少し行くとナンジャモンジャの木のところに出た。リョウメンヒノキと書かれ、説明版には珍種で地元の人がナンジャモンジャと呼んでいた云うことらしい。林道を少し登ると新しい林道にぶつかり、ここが新鶯宿峠のようだ。ベンチとテーブルがあり甲府盆地が眺められるいいところだったので昼食休憩にした。

広い滝戸山山頂
滝戸山に向かうと一つ手前のピークに名所山の標識が立っていて地形図と大きな違いがあるようです。地元で呼ばれているほうを優先していると思われる。滝戸の頂上は雑木の広い丘で見晴らしはないが落ち着けるところだ。滝戸山から狢山に向かう尾根はわかりにくく、北西の広い尾根を下りかけて、戻り北の尾根に乗ったが踏み跡もなくしばらくしてしっかりとした尾根になり、ほっとした。狢山のピーク右側を巻くように林道に下りたため標識確認は出来なかった。引き続き金刀比羅神社に向かう尾根を下り、途中、作業道に出たがかまわず、直進して林道に出ると、金刀比羅神社裏参道入り口の碑が立っていた。神社はすぐでしたが民家のある、向昌院まで急坂を下った。

果樹園 梨の花
藤垈迄下り、ここで地元の人に中道橋に行く道を教えてもらって下った。桃と梨の花畑を稜サイドにして気分良く下った、境川支所付近は桜もあって高台丘陵地からの眺めがすばらしい。少し方向が違ったようで自転車競技場のところに出てしまったがそのまま下り、中央高速を潜り、白井の集落に着いた。バス停を発見、20分ほどで御所〜石和温泉〜甲府のバスが通るではないか、ラッキー、もう歩く必要がないことがわかれば、あとはアルコール、これまたラッキーにもコンビにがあるではないか。今回のコースは神社からの下りを除くと、植林がなくすべて雑木に道で紅葉の時も期待されるものだった。