三国山〜湯船山〜不老山     平成19年2月4日

コース 富士吉田駅8:18ー籠坂峠8:45〜大洞山10;00〜三国山10:40〜湯船山12:00〜樹下の二人13:15
〜世附峠13:30〜不老山14:00〜15:30山市場バス停16:16ー新松田駅


あざみ平からの越前岳
今日の行程は長いので5時に家を出ないといけない。まだ早く暗く、寒い、気合を入れてないと動き出せない。中央線で大月に出て、富士急行で富士吉田に下りたのは8;06だった。バス停先の駐車場から富士山を写真に撮りながらバスを待つ。今日のコースはアプローチに悩んでいたところでしたがネットで御殿場行きのバスを利用できることを知って早速出かけたみたが、一時間に一本強と以外に多く運行しているのに驚いた。籠坂峠で降りたのは一人だけ、道路の温度標識はー1度ですがそれほど寒くない。バス停に三国山ハイキングコースの標識があるが雪で道が定かではなく、霊園までは車道を歩いた。登山道に入ると凍結したところがあるものの良い道だ。畑尾山、太刀山への分岐を見送って、しばらく登ると猟師が二人いて無線でなにやら交信していた。登山道で猟をするのは止めてほしいものです。あざみ平は箱根方面の展望がすばらしい。ブナの気持ちよい雪道となって、大洞山、ズナ坂峠と快適に歩く、三国山の手前で三国峠から来たご夫婦に会った。


快適なブナの雪道

鉄塔下から見た
世附川の山域
三国山山頂は広く平坦なところで、樹間から越前岳が見えただけでした。ここから東に伸びる相駿国境尾根を行く、雪もなくなり快適な陽だまり山行となってきた。左にはカヤトの鉄砲木ノ頭が見え、山腹を巻くように三国峠につながる林道が見えている。まもなく、鉄塔の下に出ると視野が開けて、世附川流域の山並みが幾重にも見えて,時間があれば長居をしたいところです。箱根方面も一望できる。ひと下りすると林道を横断して、尾根に乗るが林道と平行しているため南側の展望がすばらしく良い。サーキットレース場が見えて、その音が風に乗って聞こえてくる、この音は不老山まで聞こえていて、少々気になるものだった。明神峠で林道に下りて上りなおし、明神山を巻くようにして通過した。グリーヒルゴルフ場への下り口に丁寧な案内図があった。


陽だまり道

樹下の二人から不老山を見る
湯船山で野菜たっぷりの鍋に、うどんを入れ、更に生卵を落とした温かい昼食を作って食べていたら、単独者に抜かれた。御殿場からバスで籠坂峠に入り、同じコースを来たそうです。白クラノ頭を過ぎてしばらくするとカヤトが出てきて明るくなる。峰坂峠まで来るとカヤト越に不老山の均整の取れた櫛型が見えるようになった。悪沢峠付近はサンショウバラの群生地で6月中旬が見ごろと書かれている。ひと登りすると広場出でる。ここが樹下の二人と言われる台地で雰囲気も展望もなかなか良いところだった。昼食時に抜かれた単独者に追いついた。地元の人でこのコースはよく来るそうで、駿河小山の駅に車を置いてきたのでこの先で下山するとの事、駿河小山駅の温泉情報を教えてもらい別れた。


不老山南峰での富士山
世附峠で林道を横切るとしばらくは人工林の急登が続き、不老山の南峰に出る。ほんの一部が伐採された所から、きれいな富士山が見られた。浅瀬から来たカメラマンが富士山とにらめっこをしていた。その先の不老山の山頂は広いがまったく展望はなく、素通りした。あとは山市場の標識に従い下山をするだけ、番ヶ平と書かれた標識のところで林道を横断した。人工林の下降路は面白くない、どんどん下る。河内川とお茶畑が見えてくると気分も良くなる。橋を渡るとまもなく山市場のバス停に着いた。45分待ってバスに乗ったが、谷峨駅まで歩いたほうが早いカも知れない。このコースには手書きのカラフルな案内標識が数多く立てられているが、お役所仕事には思えない、気になるものだった。ロングコースではあるが歩きやすいく、思いのほか時間がかからなかった。