丹沢 ハタチガ沢     平成20年3月23日

コースタイム本厚木駅7;50=三叉路BS8;45〜9;35ハタチガ沢出会10;00〜11;20ナベアラシノ沢出会11;35
〜稜線14;25〜物見峠15;40〜16;25煤ヶ谷BS17;05=本厚木駅


ナベアラシノ沢、入り口の小滝と4mCS滝
この奥にF1、8m滝があり一緒に巻いた

久しぶりに永沢さんと出かけた。場所も久しぶりの丹沢です。本厚木駅で待ち合わせて宮ヶ瀬行きのバスに乗って三叉路BSにて降りた。宮ヶ瀬霊園の標識に従い、湖岸路を南下、吹風トンネルを過ぎ、さらに行くと左に柵で止められた橋が出てきてここで対岸に渡った。しばらくするとハタチ沢の出会の立派な橋についた。釣師のふみ跡で沢に降り、橋の下で沢支度に替えて遡行を開始した。水量が多いときはこの付近までバックウオーターとなる感じです。平凡な川原歩きです。2m小滝が出てきてしばらくすると右に5mのナメを持つ枝沢が落ち合い、すぐに壊れた堰堤を越えて、左に細い枝沢が会い、その先あたりから沢らしい雰囲気になってきた。

ナベアラシノ沢 F2
右を巻く
沢床は薄いブルーとピンクの格子模様の岩が多く、意外ときれいです。突然、3mと4m小滝が現れ、これを超えたところで右に4m滝2個が見える枝沢が落ち合った。まもなくすると釣師を追い越した。両岸が狭まった瀞が出てきていい感じになってきた。一部はひざまで浸かるが水が少ないので容易に通過できた。瀞が終わると二股になり、直進する左沢は推量が急激に減る。右沢はほぼ直角に曲がり奥に滝が見える。右がナベアラシノ沢と思われるがもう少し左の沢を進んでみることにした。すぐに左に枝沢が会う、もう少し進んだところで下降してくる人に会い、これはオオユナラノ沢と教えてもらった。先ほどの直角に曲がった水量が多い沢がナベアラシノ沢とわかったので戻った。

ナベアラシノ沢 F3
直登
この人はシチミさんと言ってこの付近によく入っている方で、HPを持っている事を伺ったので下山後アクセスさせてもらいました。ブログでもわれわれの事を書いてくださり、ネットでその様子を読むのも面白いものでした。ナベアラシノ沢に入るとすぐ、ゴルジェの中に小滝が2個とその奥の4mチョックストン滝がかかる。奥のCSは超えられそうも無いのでその先のF18m滝も一緒に右の支尾根から巻いたが、斜面のトラバースは草木がなく20m下の沢まで砂ザレで滑り出したら止まる見込みなし、慎重にわたる。沢に下りたところで昼食休憩をした。この先ナメ床の中に小滝や瀞が出てきてこの沢の一番良いところだった。その間に8m級のF2,F3,F4と3個ものナメ滝が出てくるので飽きることがない。F2は右を巻く、F2は直登、F3は左を巻いた。

ナベアラシノ沢 F4
左をまいた
水量の多い本流を詰め、枯れ滝2個を超えたあと、やや左の枝沢に入り、最後は丹沢名物のすり鉢斜面を強引に登って稜線にでた。鍋嵐の東側70m下がった鞍部に出た(鍋嵐が正確にどのピークか把握していない)稜線のふみ跡を物見峠まで行くと、煤ヶ谷への巻き道は通行禁止とされていたが作業していたの人が通行させてくれた。危険な箇所も無く、補修している途中と言うだけで、いい道でした。煤ヶ谷バス停で靴を履き替えると永沢さんの靴にヒルが1匹取り付いてました。酒屋さんがあったのでバス待ち時間にビールを飲む、本厚木駅でも、ビールを飲んで本日の山行終了しました。