大菩薩  吹切尾根ー雁ヶ腹摺山    平成20年1月13日

コースタイム 大月駅7;10=ハマイバ前7:40〜作業道入り口8;40〜9;10奈良子林道9:30〜登山道11;10
〜頂上11;45〜大峠13:05〜ハマイバ前15;05=15;30大月駅


奈良子林道
前方が吹切尾根の切れ
大月駅でハマイバ行きのバスに乗ると、一人だけで運転手さんと話しながら終点まで行き降りた。道路に雪はなく一見良さそうに見えるが、所々凍結で油断できない。林道を大峠に向かって歩いて、ゲートまで来ると1台の車が止まってた。黒岳に登るつもりで来たが車が入れないのでどうしようか相談しているところで、場所を替えるということで戻っていった。林道を更に進むと右に車が入れるくらいの道があり、中双里にショートカットできそうなので入ってみるとまもなく終点となったが踏み跡は続いているので、たどって行くと法面工事の現場に出た。工事用の仕事道だったがその先笹薮を少し漕いだら道に出たのでそのまま進んでみると中双里と奈良子林道の中間に出たて難なく奈良子林道に出ることが出来た。林道が吹切尾根を乗り越えた先で石垣の低いところから取り付いた。

樹間より黒岳を眺める

丁度1年前に来たときに、野脇ノ峰は確認してあるので尾根に乗ったところで、吹切峰を目指すように進む。尾根筋は踏み跡は薄く、吹切峰と思われるところはテープがあったが名前は見つからなかった。裸のクヌギやカラマツの林下には緑の笹を敷き詰めた雰囲気の良い尾根は時折急になるがほぼ穏やかな登りだ。樹間から小金沢連嶺を眺めながら登っていると銃声が聞こえてきた、かなり近くに聞こえるので注意しながら歩いていると4人の猟師が犬を連れて降りてきた。大峠からの登山道に出てもう安心と思っていると、一人降りてきた。それまで見られなかった雪も頂上下のカヤトには10cmほど積もっている。風が強く寒いので富士山の写真を撮って退散した。

大峠のゲート
少し下った岩陰で風を避けながら食事休憩をした。丁度、南アの眺めもよく、いい休憩場所だった。下山は同じ道を降りて奈良子林道から鳥屋ノ丸に降りる予定だったが猟師の一団を敬遠して大峠に出て、林道をハマイバのバス停まで歩くことにした。頂上では気になった風も林道歩きの頃は弱くなって助かった。時々林道をショートカットしながら歩いたが結構長い道のりでした。バス停が見えたと、同時にバスがやってきて、いいタイミングで15;05のバス乗ることが出来た。これを逃すと2時間弱待つところでした。今回は林度でパスした吹切尾根の下半分、それと雁ヶ腹摺山から楢ノ木尾根も歩きたい気持ちになっている。