岩木山     平成20年6月20日

弘前バスターミナル7;20=8;10岳温泉8;40=9:108合目BS9;10〜10;00山頂10;50
〜種蒔苗代〜12:20八合目BS12;25〜13;30岳温泉14;20=15;25弘前駅


連泊した弘前カプセルホテル
JR東日本発売の大人の休日三連パスが使える時期です。今回は梅雨を避けて北東北に出かけるようと計画していると、出発の5日前に宮城、岩手内陸地震があった。無理かと思われたので、現地に電話で確認をして見ると大丈夫との事で安心した。岩手山、八甲田山、早池峰山と百名山三座は簡単に登れるし、花に会えるのがたのしみな旅です。

19日夕方6時半に大宮を出ると23時には弘前に着いた。カプセルホテルに泊まる(3150円)カプセルというだけで24時間営業の温泉があり快適でした。泊り客も少なくワンコーナー独占できホテルに遜色なかった。駅から15分ほど歩くのですが弘前市の中心街で観光見物にはいい足場で連泊することになりました。

岳温泉でシャトルバスに乗り換え
8合目へ
1日目、岩木山を眺めながら展望温泉風呂に入ってから、ホテルを後にして朝食の定番、吉野家の朝定食を食べた。ウナ丼を昼食用に持ち帰ることにした。バスターミナル7;20発の枯木平行きのバスに乗る。乗客は8人ほどで山登りは半分、あとは地元のおばさんです。岩木山神社から登る人がいると思われたが誰も降りませんでした。

登山者の4人は岳温泉で降りて一人は登山道を登って行きました。3人がシャトルバスに乗り換えた。(シャトルバス代1000円)皆さん3連パスを利用してきている方でした。岳温泉は宿とお土産屋さんが結構あって思っていたより賑やかなところで、お土産屋さんには見事なネマガリダケを売っていました。

シャトルバスに乗り換えて8合目まで運んでもらい楽チン登山です。更にリフトに乗ると9合目まで上がれるのですが、リフトは整備中で1時間後まで動きませんでしたので歩いて上りました。

岩木山山頂
リフトに乗ることを勧めているかのように登山道は刈り払いがされていません。藪が被り歩きにくいのですが道はしっかりとしています。藪が消えるとリフト駅との道と合流して低潅木と岩場の道に変わります。岩木山神社からの道が会うと鳳鳴ヒュッテに着く。

ここからザレた岩場を15分も登ると頂上に着いた。天気はあいにく曇りで展望は望めませんが風も無くあまり寒くありません。次々と登ってくる人としばらく話をしていると、岩木神社への道を少し下ったところにミチノクコザクラの群生地があると教えてくれた人がいたので、帰りはそれを探しながら岩木神社に降りて見ようと思うと下山開始をした。

色鮮やかな
ミチノクコザクラ
鳳鳴ヒュッテまで下り、神社への道に入るとすぐに雪渓が出てきた。大きくは無いが傾斜がきつく、下は池になっていて滑り落ちたら泳ぐことになりかねないので、軽アイゼンをを着けて下った。この池が種蒔苗代でミチノクコザクラの群生地だった。

この先窪地を下り始めると沢筋に雪渓が出てきて傾斜が急になる。巻き道を探すが見当たらないし、トレースもないので無理はやめて引き返した。ミチノクコザクラを愛でながら雪渓の脇で食べた吉野家のうな丼が意外とうまかった。八合目に着き、売店で聞くと岩木山神社コースは最近まで雪崩でクローズされていたそうです。

バス時間には1時間以上もあるので登山道を岳温泉まで歩いた。上部は笹がやかましい、この笹薮でネマガリダケ採りの人を熊と間違え驚かされた。下部に来ると見事なブナ林に癒された。岳温泉で温泉に入ったあと(350円)ビールを飲みながらバスを待った。弘前駅で市内観光マップをもらい弘前城とその周辺を観光し夕食を済ませてカプセルホテルに戻った。