南大菩薩 石丸峠ー長峰尾根   平成20年11月3日

コースタイム 甲斐大和駅8;10=8;55木屋平バス停9;05〜石丸峠9;55〜10;10長峰分岐10;20
〜林道13;40〜14;00葛野ダム14;15〜15:30上和田バス停15;56=16;26猿橋駅


木屋平でバスを降りた
つい最近、ネットを見ていたら甲斐大和駅〜上日川峠間に栄和交通のバスが季節運行されていることを知った。これを利用すると今まで懸案だった長峰尾根が楽に歩けそうと思い計画した。前日、結婚式で会った義弟を誘って出かけた。甲斐大和駅に着くともうバスが待っていてすぐに乗り込んだが、10名ほどの客で思ったほど混でいない。初めての路線で興味深く外を眺めながら時を過ごす。まだ紅葉も見られ、時々乗客から歓声も聞かれた。そうこうしているうちに木屋平(石丸峠入口)バス停に着き、半分の人がここで降りた。

長峰分岐の標識
30分も登ると、カラマツ林越しに富士山が見え出してきた。もう少し進むと笹原になってくると富士山の全容見えてきたが、あいにく曇りで、すこしかすんでいるのが残念です。石丸峠の風は冷たく早々に通り過ぎた。牛の根通をすこし下りかけると長峰分岐に立派な標識が立っている。笹薮に踏み跡は薄く、標識がないと見落としそうなところです。一休みして、藪道に入り込む。笹薮と潅木の急斜面を踏ん張りながら下り、尾根に乗るとしっかりとした踏み跡が出てきてほっとする。

長峰尾根
こんないい感じのところもある
時々、薄い踏み跡になったりするがロストするほどではない。時々、はっとするほど綺麗な赤いモミジに出会ったりする。小さなアップダウンのだらだら尾根です。これまで尾根筋を来た道が白草ノ頭の北を巻くように下ると更にカネツケノ頭も巻き、更に下っている。立派な作業道なのでそのまま下って見るとキチベイ沢の出会で林道に下りてしまった。葛野川ダム道を行くとフェンスで塞がれその先がダムサイトだった。

葛野川ダムを見上げる
思案の末向かって左の斜面を降りた
ダムから見下ろすと旧道が見えるが下りる道はない、ここから延々車道を歩くのも癪なのでダム手前右の法面のテラスをトラバースして植林地を下って旧道に出た。この先道が水没していないことを願って進むと拓道橋のところで車道に出た。その後は車道を歩いたがそのまま旧道を歩くと小金沢公園に出るようだ。下流にもうひとつダムがでてきた、対岸にトンネルが見えて、旧道らしいのでダムの上を右岸に渡りゲートを乗り越えてトンネルで竹ノ向の集落に出た。車道より近道だったようだ。上和田バス停でコーヒーを飲みながらバスを待った。初めての尾根は忠実に尾根筋を拾ったほうが無難なことを勉強した。