大菩薩 楢ノ木尾根南端部(水無山以南)    平成20年4月29日

大月駅8;38=上和田BS9;20〜10;35水無山11;05〜淺川入口BS14;15〜14;30奈良子入口BS14;45=大月駅


左の坂道を行く
一昨日、坊主谷に行ったので疲れがまだ抜けません。近場で気楽に行けて、人の少ないところと考えた末、雁ヶ腹摺山から東に伸びる楢ノ木尾根は人も少なく静かだろうと出かけてみた。大月駅を8;38発の上和田行きのバスに乗り、終点で降りた。3人降りたが一人は車道を松姫峠方向に歩いていった。もう一人は楢ノ木尾根を行くとのこと、誰も居ないだろうと思っていたが残念。車道を僅か先に進むと水無山、大峰の標識が出てきた。満開の八重桜、薄いピンクのりんごの花、土手の草花などを眺めながら、のんびりと歩いていると際奥の民家の庭先に出てしまったに。奥さんが出てきて手前のコンクリートの小さな階段を登るように教えてくれた。戻ってみると標識も立っていた。

若ブナの芽吹き
急登です
民家の裏の植樹林を20分も登ると、アンテナの立つ平地に着いた。ここからは大好きな雑木林に替わり、淡い芽吹きが実に気持ちがいい。だが思わぬ急な直登で疲れの残る足には堪える。ようやく、登りきったところで中年のご夫婦が休憩していた。標識に水無山がマジックで矢印されていた。ご夫婦と一緒に探してみると南に200Mほどのところの立ち木に山名札がぶら下がっていた。ここで大休憩をしながら地図を眺めると、水無山から南下している黒点線の尾根が気になりだした。今日の体力では楢ノ木尾根も途中までになりそうなので、これを奈良子入口まで下ることに変更した。

水無山山頂は平坦な広場です


切り開きで
百蔵山、扇山を見る

小さなアップダウンのあるものの、明るく快適な尾根道はです。木々の新芽や双葉がこんな形をしているのかと、この時期でなければ見られないものをゆっくり観察しながら歩くのも良いものです。雑木林が終わった付近で東側が伐採で開けたところになり、権現山、百蔵山、扇山が眺望できた。この藪でタラノメ、コシアブラ、ハリギリの収穫もできた。仕事道を下ると民家の裏からバス通りに降り立ち、右に5分ほど歩くと浅川入口バス停に着いた。バスを待ちながら食事をしたがまだ時間があるので奈良子入口バス停まで歩き、バスに乗った。