笹子川 トロクボ沢ーお坊山ー棚洞山     平成20年12月29日


コースタイム 笹子駅8;00〜8;30トロクボ沢入渓8;40〜登山道〜12;30お坊山12;55
〜東峰13;25〜棚洞山13;45〜吉久保14;55〜15;25笹子駅


入渓すぐの様子
28日は大掃除と年賀状書きで忙殺された泊まりの忘年山行はあきらめた。先週の秩父オクスヤマ谷は沢としては物足りないものだったので、今回も沢がらみの山行と思い、4年前に訪れたトロクボ沢にした。下山にお坊山の東峰〜棚沢山を初めて歩いてみた。笹子駅でもう一人降り、改札口を出たところで挨拶すると、なんと3週間前に秩父の仙元尾根を歩いたときお会いした方でした。大沢山に向かうというので笹子鉱泉までご一緒する。笹子鉱泉の裏にかかる鉄橋を渡ると、ゴムホースから勢いよく水が流れていた。高速道路トンネルからの湧水なのか?作業道を行くと高速道路のトンネルの切れ目の上の小橋がかかるところがトロクボ沢です。入渓するとすぐに鉱泉跡が出てきた。ボイラーも放置されている。

左のスラブを巻く
水の流れは少なく、落ち葉で埋まってしまったところなどで踏み抜くのを気をつけながら歩く。3m、4mと間単に超えると、両側が狭まったところで4m滝出てきて左を巻くがスラブで緊張させられた。その先は平凡な沢となる。落ち葉の間からこぼれる水がツララとなってあちこちに奇妙なかたちを作り、楽しませてくれる。やや左寄りに詰めると藪漕ぎもなく登山道に出た。左に僅か上り、お坊山の山頂で食事休憩をした。金峰山、八ヶ岳、南アルプスの展望がよい。

入道山付近
快適な尾根
休憩後、戻る形で東峰に向かう。大鹿峠への分岐部の切り開きで滝子山〜白谷丸の小金沢連嶺を眺め、右に道をとるとすぐに東峰に着く。棚洞山、入道山と展望のないピークですが雑木の尾根道で快適な陽だまり歩きです。尾根も吉久保に近づくと不思議なことに道が不明瞭になってきた。適当に下ると赤い小さな祠のところに出て、荒れた物置小屋の柵を越えて道に出た。小さなアルミ梯子があったのでここから出入りしているように見えるが不思議な終点だった。右に下るとすぐ、中央高速のガードをくぐり、高速バス停からの道を合わせて、神社のところに出た。ここからは滝子山へ通いなれた道です。笹一で焼酎を買って笹子駅に行く。天候に恵まれた忘年山行でした。

左の斜面からここに降りた