和名倉山 仙波尾根偵察         平成20年10月

大洞橋7;15〜惣小屋谷出合8;00〜出逢いの広場10;10〜11;00ドラム缶散乱地


惣小屋谷出会の堰堤
去年の11月にこの尾根を登ろうと来ましたが、キノコ取りに夢中になって引き返した。今回もキノコ採りをメインに再挑戦です。前夜、二瀬湖のトンネル前の広場で仮眠して大洞林道を終点まで行った。心配していた崩壊や落石もなく終点の広場に着いた。2台先客がいた。朝食の用意をしていると、ワゴン車の人が声をかけてきて話をすると、この山域のネットでよく見る「すうじい」さんのお友達で鳶八さんでした。今日は惣小屋谷に入るというので一緒に歩き出した。仙波尾根のことをいろいろと教えていただき、松葉沢への降り口でお別れした。

岩稜の小ピーク
井戸沢源頭部を見る
松葉沢を渡り、惣小屋谷出会の堰堤を左から越えてすぐに斜面に取り付く。テープもあり、それなりに踏み跡もある。かなり登ったところで痩せ尾根の岩稜の小ピークに出る。井戸小屋沢の谷が足元から鋭く切れ込み、その深さを眺められる。この先やや踏み跡が薄くなるがところどころにテープもあるが適当に尾根から斜面を降りるように進むと広い窪地に降り立つ。ここが鹿の楽園といわれているところだろう。シオジ、ミズナラなど見事な樹林の広場となっている。しばしこの雰囲気を楽しむ。付近をキノコ探しに徘徊するが収穫は少なかった。鳶八さんから聞いた、井戸沢へ下りる踏み跡を探したがわからなかった。

出逢いの広場

キノコを探しながら、滑りやすい急斜面を登るとやや平坦なところになり出逢いの広場の札があった。一休みして、すこし登ると笹薮によく踏まれた道が出てきた。まもなくドラム缶やワイヤーが放置された平地に出たがここでテープがプッツリとなくなってしまった。ここから背の高い笹薮に阻まれ容易に進まなくなって嫌気がさしてきて、今回はここで退却した。車に戻るとサイドミラーにポリ袋がかかっていた。中にはナラタケが袋一杯入っていた。鳶八さんの差し入れものと思い、持ち帰って美味しくいただきました。またも次回に持ち越した旅だった。

ドラム缶放置
この先のところで引き帰す