台高山脈 高見山      平成20年5月7日

コースタイム 鶴橋駅6;17=7;00榛原駅7;06=7;38鷲家(乗り継)7;40=7:58高見山登山口8:00
〜9;27山頂9;40〜10:30高見山登山口10;38=11;42榛原駅


良い山ですが
バス便が少ない
ゴールデンウイークも最終日で早く帰って休養するつもりだったが、前夜、天気予報を見ると良好、今日の大台ケ原はハイキングだったので疲れも無い。どこかに観光をして帰る事にした。長谷寺のボタンが見ごろかと思い、室生寺と合わせるとは手ごろでよさそうです。近鉄の路線図を見ると長谷寺で降りることになるが、その隣が榛原駅である事を発見した。この駅は今回の最初の計画にしていた高見山〜大台ケ原の縦走で高見山へのアプローチ駅です。これを知って、高見山に登って帰ろうと決めた。バスの時間もわからないので出来るだけ早くいってみることにした。鶴橋駅を6;00ころの電車で榛原には7;00に着いた。

小峠
駅前に止まっていたバスの運転手さんに高見山登山口に行くバスを聞くと、このバスで行って鷲家というバス停で乗り換えるといいと教えてもらった。このバスは7;06発の大又行きバスでした。この後は9;20発になって、日帰りは厳しくなっただろうと思う。鷲家という宿場町の風情がある集落で杉谷行きの小型バスに乗り換え、高見山登山口で下りた。帰りの時間を確認すると10;33があってその後は14;36となってしまう。出来るだけ急いで10;33に乗ることにして、早速歩き出した。民家の横に旧伊勢街道と記された登山道にはいる。近畿自然歩道の案内板もあるとても歩きやすい道で小峠までは杉林を蛇行して登る。小峠で林道を横切り急登に変わる。

山頂
植樹林が終わると、平野からの道が合流する。ここからは乳岩。国見岩、揺岩など奇岩が出てくる、自然林になり気持ちのよい尾根になった。高度が上がるとブナ林になった。頂上には古いが泊まることが出来る非難小屋が建っていた。裏手には立派な社が祭られていた。北側に宇陀、曾弥の山々、南側に台高、大峰の山々が刻された金属の山名板があり360度の展望が得られた。関西のマッターホルンと呼ばれるような先鋭な山だとはこのとき知らなかったのですが下山後バスに乗った、運転手さんに教えてもらいました。今日はとてもよい展望で去りがたいのですがバス時間似合わせて10分間だけ楽しんで下山した。

山頂より
台高山脈、大峰山脈を展望

榛原、宇陀温泉
美榛苑で汗を流して旅が終了した
熊野の修行僧を思い浮かべながら、おなじ道を駆け下りた。のぼり1時間半、下り50分の忙しい山行で、ぎりぎりセーフだった。ちょうど汗も引いころ、5〜6分くらい遅れてバスがやってきた。運転手さんと話をしながら帰る。先ほどのマッターホルンの話を聞き、木津峠からが一番格好よく尖った山容が見られるといって、ちょっとだけ止めてくれた。確かに立派な三角錐だった。榛原駅に着き、一風呂浴びて汗を流して帰りたいと思い運転手さんに聞くと15分ほど歩くと宇陀温泉、美榛苑という保養センターが良いと教えてもらい立ち寄った。町の外れの高台にあって結構な登りだった。宿泊もできる施設で、つるつる温泉でした。帰りは無料のシャトルバスで駅まで送っていただきました。近鉄で名古屋に出て新幹線で帰った。連休から1日外れていたため、どの電車も空き席があって。行きとは大違いでした。