南大菩薩 石丸峠ー牛の寝通ー鶴寝山    平成20年11月9日

コースタイム 甲斐大和駅=木屋平バス停〜石丸峠〜狩場山〜鶴寝山〜鶴寝北尾根〜小菅の湯〜上野原駅


雰囲気のよい狩場山 山頂
先週に引き続き、上日川峠への季節バスを利用した。甲斐大和駅でバスに乗ると、先週より乗客が多く立ち客がいるほどだった。木屋平で下りて石丸峠に上るが最初から意外と急坂ですぐに汗が出てくる。雨が降り出しそうな曇り空で石丸峠から富士山は拝めませんでした。先週の長峰への分岐を見送り牛の寝通を行く。先週も走る人を見かけましたがそのためにあるような最適な道です。榧ノ尾山を越えて、10分も行くと雄滝への道が分かれていた。狩場巡視路の標識が出てくる辺りから狩場山を巻くようになったので出来るだけ尾根を拾って進むと、狩場山の山頂標識のところに出た。ピークという感じではなく小さな平地だった。道から外れている分静かで雰囲気がよく、一休みしてゆくことにした。

大ダワ
崩壊した小屋
道はすぐ右側を通っているが尾根を歩いてみた。雑木林はいい色付きの木々があり、ガスが立ち込めている分、更にいい雰囲気を味わえました。まもなく登山道と合流すると3人の女性グループが歩いてきて不振に思われてしまった。大ダワで小菅への道を分ける、つぶれた小屋が見えるが4年ほど前に雪の中この小屋で干し柿を食べたことを思い出した。今日は松姫峠への尾根を行く。

大マテイ山
マテイ山へ登ると、松姫峠から登った親子4人が食事の準備中でした。その先でも松姫峠から来た5人ほどの人に会いました。鶴寝山に向かうと巨樹の道と日向道の標識が出てきて巨樹の道を行き鶴寝山についた。ハイキングの人に道を聞かれましたたが、コースが錯綜していていい答えが出来ませんでした。山頂は誰もいません、関東の富士見百景と案内がありましたが残念ながら霧の中でした。

下山した尾根の
小菅の湯手前付近

ここから小菅の湯に向かう尾根を下りてみた。植林と自然林の境を10分も下りると小さな祠が出てきて小菅の湯への案内があった。意外と思える広い道が出てくるのでびっくりするがまったく歩かれている様子がない。自然林が続くのが嬉しい。あんなに広かった道らしきものがなくなるとまったく踏み後もなくなり、藪と植林帯を避けて、沢沿いに下るうちに1200m手前付近で細い作業道に出たので下ってみると別荘のような小屋の裏に出てそこは車道だった。エアリアマップの小永田というところで車道がヘアピンしているところだった。枝沢を引き返して尾根に乗るとそこには薄い踏み跡もあり、広いいい感じの尾根だった。最後は急斜面を下ると、小菅の湯の駐車場に出たがなんと防護網があり、困ったなあと網に沿って少し歩いてみると出入り用の扉があって無事通過できました。温泉出汗を流してバスで上野原駅に出た。