御在所山     平成21年4月9日

コースタイ  湯の山温泉駅7;50=ゲート8:05〜中道登山口8:15〜10:25山頂11:00
〜朝陽台11;20〜中道〜ゲート12:50〜13:15湯の山温泉バス停13;45=13:55湯の山温泉駅


一の谷御在所山の家
青春18キップの最後の一枚を有効に使う。一週間ほど前に駅ネットをチェックしたらムーライトながらに空きがあった。とりあえず押さえてから行く先を検討した結果、御在所山なら四日市までJRが使えてかなりお得になる。23;10東京駅発のながらに乗った。すぐに検札があった。全車指定で売り切れだとアナウンスされたが小田原過ぎてもいくつかの空席があった。名古屋駅で関西本線の亀山行きに乗り換えて四日市に着く。東海道歩き、伊勢街道歩きの時に下りた記憶がよみがえった。駅前は広いが閑散としている。大通りの見ごろの桜を眺めながら近鉄四日市駅まで歩く。こちらは繁華街が立ち並び活気がある。駅構内の定食屋で朝食を済ませて、湯の山温泉線乗ると高校生の登校時間で賑やかなこと、桜駅で下りていった。終点湯の山温泉駅で下りたのは4〜5人だった。駅前のバス停で時刻表を見て唖然とした。下調べで予定した7;45発のバスは土日運行で平日は9;20までありません。仕方なく、タクシーで中道の登山口まで行ってもらう(1750円)お陰で、バス停から1時間の歩きがなくなった。

ロープウエー駅が頭上に見える
温泉街からの道がスカイラインと合流するところに広場がある。スカイラインはここでゲートされていた。手前の路肩広場に何台か駐車していた。スカイラインを300mも行くと右に中道の標識が立っていて、すぐに左に鉄橋を渡ると一の谷御在所山の家が立っている。管理人さんが亡くなり昨日お葬式だったと下山して土産屋さんに聞いた。ここからすぐに右に登るの本谷コースで、堰堤とナメ滝を巻くように踏み跡をたどりケルンの詰まれたところで左岸に渡ると谷歩きが始まる。水は僅かに流れるだけの大岩のゴーロで、白い花崗岩はアルプスを思わせる。水に濡れることもなく高度を上げる。左岸側にこの先線路点検道の標識の三つ目が出てくると、ロープウエーを真下から眺めなるようになった。ほとんどが空箱で平日はお客も少ないらしい。麓では満開だった桜、コブシもつぼみか二分咲きだ。マンサクは満開です。

岩畳の御在所山頂
ゴーロも小さな岩になって、岸壁の上にロープウエー駅が迫ってくると、左に虎ロープがあり、支尾根に登って潅木の藪道を少し登るとこの先行き止まり一の谷新道を利用と書かれているので笹薮道を少し下って行くと右にアゼリアが見えてきて新道に出た。営業中の札がかかるアゼリアの前を通過して舗装の道をダラダラと登る。表道分岐を過ぎ、尖鋭な鎌ヶ岳の眺めの良いところ通る。階段を登ると、一等三角点を強調した大きな山頂標識の立つ山頂広場に着いた。すぐ先の岩場に移動、ここにも山頂標識があった。こちらのほうが展望が良い、鎌ヶ岳、雨乞岳は登行意欲をもたらす。四日市の方向には伊勢湾がかすんで見える。反対側には琵琶湖が見えそうな気もするが確認できない、見えるのかも知らない。誰もいない山頂で昼食とコーヒーで休息を楽しんだあとはアゼリアに戻る。途中の土手にタテヤマリンドウの群生地があり写真に納めた。、朝陽台によってから中道を下山する。

6合目キレットで
鎌ヶ岳
6合目キレットの岩場で振り返ると切り立った御在所山が聳えて、こんな男性的な岩山だと初めて知った。5合目でロープウエー越しに望む山腹には山桜の薄いピンク、コブシ、タムシバの白い花が点々と広がりこちらは女性的な印象です。登りでは一人もあうことがなかったがこちらはたくさんの人に会いました。岩稜の連続、地蔵岩、負ばれ石など奇岩があったりしてアルペン気分を感じる飽きることのない道です。最後は白砂のザレを滑りながら降りるとまもなく本他にとの分岐に着いた。ゲート前の路肩は一杯で車があふれていた。里の桜は見ごろ、アカシデ花と若葉が名の通り赤みを帯びて遠くからもわかる。温泉街への道を歩き、バス停前のお土産屋さんで缶ビールを求めてバス待ちをした。湯の山温泉駅カラ5分も歩くと片岡温泉の日帰り温泉(600円)で汗を流して、近鉄で名古屋駅まで出て、新幹線ホームで評判のきしめんを食べる。登り、下りの両方を食べてみたが登りのほうが薄味だった。青春18キップを最大限利用するには鈍行で帰るのがいいのですが、その気合はなく新幹線乗ってしまった。指定席を買ったが自由席のほうが空いていて自由席で帰った。

地蔵岩
微妙なバランスに見とれる