二本木ー砥山ー日川尾根ー嵯峨塩温泉ー天目山温泉
平成21年11月29日

コースタイム塩山駅7;32=大久保平バス停7;58〜砥山10;20〜砥山峠10;30〜12;05NTT無線中継所12;40
〜源次郎岳分岐13;10〜嵯峨塩館14;10〜15;10天目山温泉17;10=17;24甲斐大和駅


大久保平バス停前のこの道を行く
先週、白谷丸のカヤトで眺めたとき、日川の右岸山稜の日川尾根が目に付いた。日川峠から源次郎岳に向かう南に穏やかに帯びている。アプローチとして高原荘から林道に入って真中沢と河原の沢の中間尾根を登ることにした。塩山で二本木経由の大菩薩の湯行きのバスの乗って大久保平バス停で下りた。バス停前の林道を行くとまもなく舗装が切れて真中沢と河原の沢の二股に着いた。ちょっとした広場になっていて、林道はその先荒れているが続いている。10m先まで林道を行くと流失した橋の残骸を見つけたのでこのあたりで取り付くのだろうと覗いて見ると砥山〜二本木間登山道流失のため通応止めの標識が見えた。対岸に渡って見るとはっきりとした道があった。落ち葉が深い道は歩く人もなく静かなことこの上ない。

砥山の先のあった
砥山峠
稜線よりやや下の山腹通る山道は時々薄くなって稜線に出たりしながら登った。右下には林道が見え隠れする。やがて林道を横断して階段を登る。出だしに歩いた林道はここまで続いていたわけだ。南アルプスが見えるところを通り送電線の下に出た。この先砂防工事で道が消えてしまうので早めに稜線に上がったほうががいい。私はそのまま斜面の踏み跡を進んだら、岩稜にぶつかり更にその先で新しい砂防工事のところで上に追いやられ、その先で林道に出た。その林道は上日川峠からの林道にぶつかった。ここからは雁坂から鶏冠山、国師岳、金峰山の山並みが眺望でき他の出、暫く休憩した。林道を横断して尾根を登り砥山に着いた。三角点はあったが山頂標識はなくピークの感じがない、北側の樹間に大菩薩が見えていた。ここから日川尾根に乗り、南に方向に少し下ると砥山峠の古びた標識に出た。

NTT日川無線中継所
やがて林道に出て、上日川ダムの上流部と小金沢山が見えるようになった。登山道が不明瞭なのので少し林道を歩き、前方に鉄塔が見えるところで藪道に入ったが道が不明で、再び林道に戻った。本当はここから稜線を進んだら登山道があったと思われる。林道を少し行ってから稜線に登ろうと笹薮を登ると、中腹に仕事道か獣道かが出てきたのでそれを行く事にした。腰上ほどの笹薮は時々不明となり登山道でないのは確かだが南に向かって進むと、やがて前方に電波施設のアンテナが見えてきてNTT日川無線中継所に出た。ここの広場で昼食にした。フライパンで暖めたピザとコーンスープで昼食にした。四国から来たという単車の人がやってきて暫く話し込んでしまった。

林道脇のこの案内札で源次郎岳へ
電波施設の取り付け道をすこし下るり大きく左にカーブした先、唐松林にに源次郎岳の案内があって笹の道に入る。もう一度林道に出て左に20m行くとここにも源次郎の案内があった。やがて唐松林が切れてブナの大木が目に付くと嵯峨塩温泉から登ってくる道に合流した。右に行くと源次郎岳でここは以前、鬢櫛川を遡行したとき歩いた記憶があった。嵯峨塩温泉までは快適な雑木の道でした。嵯峨塩館は思いのほか立派なものでした。あとは車道を歩く。最奥の木賊の集落のひなびた雰囲気は良かった。栖雲寺によってみた、蕎麦切発祥の地との碑があった。天目山温泉に2週連続で入って、バスに乗ったときは真っ暗だった。