ゴンザス尾根〜本仁田山〜平石尾根      平成21年5月31日

コースタイム 白丸駅7;45ーゴンザス登山口8;15ー花折尾根合流9;50ー10;35本仁田山10;50
ー平石山11;15ー平石橋12;15ー13;10奥多摩駅


神社の先
登山口階段
5月はゴールデンウイーク以来の山行です。台高山脈の縦走で10日の日曜日は休養した。17日の日曜日は小雨、どうしようか迷っているとテニス仲間より草テニス大会の代理出場を依頼されテニスで一日を過ごす。翌週の24日は天気予報は午後から雨との予報だったので始発電車で奥多摩駅に着いてみると、本降りの雨で歩き出す気分になれず、すぐに引き返してきた。こんな状態で3週間は山歩きが出来なかった。31日も曇りのち小雨の予報だったので午前中に下山できるところがいいだろうと本仁田山に向かった。出来るだけ静かな歩きをしたいとゴンザス尾根を登って平石山を経由して下山するコースを予定した。ホームが個人の庭先のような不思議な白丸駅で下車した。駅名板の海抜320mを腕時計にメモリーして歩き出す。青梅街道を奥多摩に向かって歩く、短いトンネルと初縄田のバス停を過ぎると、梅沢橋に着く。この先右に上る車道が出てきて、ここを登るがすぐに右の小道が山道に行くのだろうと思い登ったところお墓への道だった、戻ろうとしたところ近所のおばさんが声を掛けてくれゴンザス尾根への道を教えてくれた。車道を上がると神社が出てきてその先で右に伸びる階段の小道にゴンザス尾根の案内を見つけた。

チクマ山付近
暗い杉林の道はマイナー道とは思えぬしっかりとしている。これはNHK施設への仕事道でもあるためらしい。植樹林が切れ、尾根を乗り越すところに祠があり下からの踏み跡が見られ、梅沢橋のところから登る道があるようだ。NHKのアンテナを過ぎ、その先の伐採跡の見晴らしの良いところで一休み、梅沢の集落が望める。鋸山は頭を雲に隠れていた。3本のアンテナが立つところを過ぎると尾根は雑木林になる。ガスが立ちこめていい感じに霞んでいる。ちょっとした岩場を過ぎると花折戸尾根に合流する。花折戸尾根も良く踏まれた道でこちらに下山してもいいかとと思う。少し登ると、ひっそりとした雑木の林のクマチ山に着いた。安寺沢への分岐を過ぎるともう本仁田山です。先客3人が食事休憩中でした。濃霧のため展望は出来ませんでしたが山ツツジが綺麗だった。スーパーで買った海鮮弁当を食べながらしばらく休憩をしているとパラパラと雨粒が落ちてきた。予報より早い降り出しだ。

本仁田山

標識の後が
平石尾根
鳩ノ巣方向に少し進み、川乗山、鳩ノ巣駅への標識が立つところで、平石尾根に入った。少し下るとモノレールを跨ぎ、植樹林と雑木の境界尾根を急下降して鞍部に降り立つ。一登りで平石山に着いた。山名板がないと通り過ぎるようなピークだった。雨脚が激しくなって、雨具をとりだし着ける。先ほどの鞍部から安寺沢を下降することも考えたが平石尾根を行くことにした。鉄塔のところで南よりに進路を変えて植樹林の急斜面をジグザグに下ると、平石山荘の案内のところに着いた。平石橋を渡り、大沢バス停で時間を確認すると1時間以上ありません。平石橋に戻り、家入沢の入渓部偵察してから奥多摩駅まで歩いた。雨で冷えた体を玉翠荘のお風呂で暖めた。時間も早いためか貸切でした。2時少し過ぎたころには奥多摩駅の電車の中で缶ビールを手にしているという、気軽な山行でした。本仁田山頂で3人に会っただけの静かな歩きが出来、満足でした。

左の踏み跡が降りてきた道