仙台 泉ヶ岳  山形蔵王          平成21月7日ー8日

コースタイム    1日目 泉中央駅7;15=少年自然の家入口バス停7;50〜水神コース登山口〜水神石碑9;05〜9:50頂上10;15
〜三叉路10;45〜11;55少年自然の家12;30〜12;35バス停=泉中央駅

2日目 山形駅=蔵王温泉バスセンター〜蔵王ロープウエー駅〜頂上駅
〜蔵王ロープウエー駅〜上の湯〜下の湯〜蔵王温泉バスセンター=山形駅


泉中央駅
まだ誰もいません
毎回楽しみにしている大人の休日3連パスが使用できる期間がやってきました。このキップもだいぶ人気があるようで、8日間延長された。先日の新聞に蔵王の樹氷、モンスターの写真が載っているのを見て、見物に行こうと思い立つ。蔵王だけではもったいないので1日目を仙台の泉ヶ岳に登り、2日目に蔵王にと計画した。前夜金曜日の仕事終了後、新幹線で仙台に行くが「はやて」で1時間15分と奥多摩に行く半分の時間で着くのですから新幹線の威力を改めて知る。徒歩5分ほどのところにあるチサンホテルに泊まる。3900円と安いのですが更に、チェックインでフロントでジャンケンに勝つと朝食がタダという初めてのサービスを受けた。ジャンケン勝ったが朝食タイムの前に出るため恩恵を断念する、残念でした。
翌朝、ホテルを出て駅に向かう道筋に吉野家があり、恒例になった朝定食を食べて、仙台駅から地下鉄に乗った。20分ほどで泉中央駅に着く。

水神碑
奥州街道を歩いたときは手前の八乙女駅で2度ほど降りたのでなんとなく懐かしい雰囲気です。泉高原スキー場行きのバスに乗ったのは10人ほどで半分がスキー、半分が山登りの乗客です。終点まで乗るものと思っていると、少年自然の家入口バス停で山歩きスタイルの人たちが降りるのを見て、あわてて降りた。先に降りた人に聞くと、泉ヶ岳にはここ歩くのだと、教えてもらった。車道を歩き、駐車場で出発の準備をしている人をに見て自然の家が右手に見えると登山口です。足回りを整え歩き出す。登山道に入ると雪景色になり、気分は雪山になる。すぐ年配の方に追いつき、話しながら歩いた。泉ヶ岳には月2〜3回は登られているそうで、いろいろと情報を教えていただきながら山頂まで前後しながらご一緒させていただいた。よく踏まれた道は歩きやすく雑木の緩やかな登りは快適そのものです。一本松という標識を過ぎると、すらりと伸びた唐松の林に変わり雰囲気も変わり、水神平のお別れ地蔵分岐に着く。

広い山頂
又雑木に変わり、北泉ヶ岳コースと水神コースも分岐に着く。どちらもしっかりとトレースがある。水神コースに入るとすぐに水神の大きな石碑が立っている。裸木の向こうには泉ヶ岳が見えて、休憩にはいいところだ。大岩の手前の急登を登っていると、どこかでラジオの音がする、前後に人はいないので立ち止まって確かめると、藪の雪の中から音が聞こえている。少し下がって見ると雪に埋もれながらなり続けるラジオを発見、回収した。アイゼンをつけることなく大岩に着いたが、下りはつけたほうが安心です。少し登ると、低潅木の雪原になって一気に開けて、まもなく山頂の祠に着いた。広い尾根上の山頂はどこがピークかわからない。

山頂の展望
面白山、大東岳
ご一緒した方がこの先に三角点があると連れて行ってもらった、山名表示板の円盤もあったが雪で読み取れなかった。北泉ヶ岳に1分ほど寄ったところが一番展望がよいと、そこまで進んで展望を楽しむ。北泉ヶ岳の奥に穏やかな船形山、意外と尖鋭な面白山、大東岳が見渡せる。蔵王は山頂にガスが懸かりはっきりとしないのが残念でした。北泉ヶ岳に踏み跡があるのでこちらに下山してみることにして、ご同行してくださった方と別れた。吹きさらしの岩場は踏み跡は薄いが天気もよく迷うようなことはない。潅木と雑木の道に変わると風も治まり動物の足跡が交錯する斜面を下り鞍部につく。10分ほど登り返すと北泉ヶ岳への道がT字に合流し、三叉路の標識があった。知った道なら北泉ヶ岳をピストンできるだろうと思いながら食事休憩をした。スノーシューな跡が多く見られる緩やかなハイキングコースをのんびりと歩く。少し下って沢を渡ると今朝分かれた水神コースの分岐に着いた。少年自然の家によって見ると、、ここは小中学生の宿泊をかねた研修施設で一般の人は入れないとのこと、日当たりのよい玄関先の階段で休憩させてもらっているとボランテアの人がたくさん通る。皆さんリタイアー後、楽しみでお手伝いしているとのこと、いろいろの分野の話を聞きながら1時間以上過ごさせてもらった。バス停に着くと山頂でお別れした人がバス待ちしていて再開の挨拶をした。

北泉ヶ岳

塩釜神社山門
仙台に戻り、今日の泊まり山形に移動するには早いので、まだ行ったことのない塩釜神社に向かった。本塩釜で下車して、観光協会で市内観光地図を頂いて神社まで歩く。緩やかな裏坂を登り、参拝し表坂を下った。塩釜といえば寿司だろうと、階段を下りた向かいの寿司どころ「魚作」で、寿司とビールで本日の締めを行った。仙山線で山形に向かう。徒歩3分のホテルニューマーベル(3100円)に宿泊する。

蔵王、山頂駅のお地蔵様
山形駅前7;40発のバスで蔵王温泉に行き、蔵王ロープウエー駅まで歩くが天気は生憎で期待できないがとりあえず頂上駅まで行くことにした。時間も早いため並ぶこともなく乗ることが出来た。ロープウエーからは吹雪で10m先も見えない、樹氷などまったく見えない。乗り換えて頂上駅に降り立つとまったく視界はなく、スパッツだけを着けて外に出てみる。スキーヤーの後を行くと蔵王地蔵尊の標識が見えた。30m先と書いてあったのでいって見ると、肩まで雪に埋もれたお地蔵様を見つけた。天気がよかったら熊野岳まで歩くつもりでワカンを背負ってきたが早々に諦めて、薄暗い中にぼんやりと見える樹氷を写真にとって下ることにした。勇ましい中高年グループが5人ほどこれから歩くと準備していた。公衆浴場の上の湯に立ち寄ってみたが熱くてとても入れません。掛け湯だけで湯船に入ることは出来ませんでした。下の湯に入りなおして蔵王温泉を楽しみ山形に戻った。大河ドラマの「天地人」に引かれて、米沢で上杉神社によって見ると同じ思いの人が多く雪降りにもかかわらず賑やかでした。米沢ラーメンを食べて帰った。