森吉山    平成21年7月5日

ブナ帯駐車場7;00〜9;20山頂9:30〜山人平9;55〜山頂〜11;20ゴンドラ山頂駅12;00
=12.20ゴンドラ駐車場12;50=阿仁合駅

月山の下山で念仏避難小屋に泊まらなかったため、1日空きが出来たので、森吉山に行く事にした。新庄から阿仁合駅まで移動すると、連絡が悪く、22;45着だった。駅舎は締め切りで駅泊は諦めてタクシーで阿仁スキー場ブナ帯キャンプ場まで入ってもらった。夜遅く行くところではないためか運転手が二人だった。かなり胡散臭そうな客に思われた様だ。7000円のタクシー代は痛い、帰りも必要だと覚悟をしていたら、予約をすると800円でよいといわれすぐにお願いした。但し、好きな時間ではなく指定の時間だけとのこと。バスの代わりの乗り合いタクシーでお客さんが2名以上だと800円一人なら1000円です。これはかなりお得です。帰ってから調べたら乗り合いタクシーのコースもいくつかあって利用価値がありそうです。ブナ帯の駐車場には1台の車が泊まっていた。広い駐車場には立派なトイレがあり、水も流れていて、テントを張るには好都合だった。
翌朝、虫に悩まされながら朝食の用意をしていると、軽トラから中年の男性が一人下りた。話をすると民宿に泊まったらここまで送ってもらえた、宿泊代7500円だったそうで、タクシー代で泊まれ、ここまで送ってもらえることを知った。この人はヒバクラ登山口に下りて乗り合いタクシーを予約したとのこと、予約したタクシーを取り消して、便乗したい気分だが携帯が通じないので諦めた。何台もの車がやってきた、駐車場の先のゲートで入ってゆく。駐車場のトイレ手前から登りだす。ブナの林を行き、カエル石で一休み、その先の水飲み場は涸れていた。急なところは階段になっている。途中、ゴンドラ山頂駅によってそのまま展望台を経由して登山道に戻る。周囲がオオシラビソに変わり、木道が出てきて石森の分岐に着く。右に進むと阿仁避難小屋に着いた。泊まりたくなる小屋です。昨夜泊まった人がいた。200mほどのところに水場があるといっていた。稚児平はチングルマの花はほぼ終わり果実が羽根のようになっていて、これが花の様に見える。
山頂に着くと意外なほど人が多くいた。風が強く、冷たい、曇りのため周りの展望はありません。一休みしてから花を求めて山人平に下ってみた。期待した花は遅かったようですがイワカガミ、ニッコウキスゲはまだ残っていました。木道をヒバクラ岳とガンバ森の分岐まで行って、戻った。山頂は先ほどより人が多くなっていた。すぐに来た道を下山開始。ゴンドラ山頂駅の展望台でコーヒーを淹れて時間調整をするが展望は出来なくて残念でした。山頂駅周辺は家族連れで賑やかでした。ゴンドラもいろいろと問題があって昨日から運転されたそうです。20分ほどゴンドラに揺られて駐車場に着いた。着替えをして予約した乗り合いタクシーに乗って阿仁合駅へ、乗客は6人だったため800円だった。隣の阿仁前田駅構内にあるクィンス森吉で汗を流して角館に出た。予定外の山行で、後で後悔することもあったがそれも又面白い物でした。