白髪門沢      平成21年10月4日

コースタイム
土合駅6;10〜白髪門沢出合7;25〜達磨石9;35〜11;40頂上12;00〜14;00土合橋バス停


毎度お世話になる土合駅
前夜、土合駅に21;45に着くと5人ほど下りた。長い階段を登るり待合室に出てみると3人の先客がいた。しばらくするといなくなってしまう。電車から下りた人もただ一人を残し皆さん消えてしまった。テント泊か宿のようだ。残された二人が今日の駅寝組でした。高崎で求めた鳥弁当を肴に、寝酒を飲みながら慶応のワンゲル部という若者としばらく山談義をした。早朝、4時ころ車で来たグループが、どかどかと入ってきて食事の準備をしだしとてもうるさい。静かにしてもらうよう注意してしまった。お互い気を使って気持ちよく出発したいものです。

ハナゲの滝
水は極小
6時過ぎに土合駅を出る、駅前には数台の車と1張りのテントがあった。土合橋バス停で帰りのバス時間をチェックして駐車場に入る。、駐車場には沢山の車と出発準備中の人多い、更に橋の近くには大きなテントが張られていた。東黒沢の左岸道を行き、入渓する。水は極端に少なく、今までで一番少ない。水の少ない沢はどことなく哀れなものだ。ハナゲの滝の手前のゴルジェも水線を行かれるくらいだ。ハナゲの滝を水流の中を簡単に登れた。これも初めてす。白髪門沢出会で休憩、倒木で沢は汚れている。大滝の下で遅い朝食を作っていたら続々と登ってきて、軽く10人が通り過ぎて行った。大滝でザイルを出す準備をしていたグループに先に行かせてもらう。大滝は右側の草つきを登る、傾斜は強いがしっかりとスッテプが出来ている。滝上で振り返ると下では緑濃いが高いところは赤く染まり良い紅葉を眺められた。

大滝の上部

達磨石手前の一番急なナメ
タラタラノセンは左から巻く。その上の大ナメ滝は水量がないので出来るだけ乾いたところを拾って登るが、最後のところはいつも緊張する。登りきると目印の達磨のような大岩が出てくる。右、左どちらからも行かれる。1180mの二俣を左に入って、その先いつも迷う1250mの二俣に着いた。案の定先行組みが地形図を待て検討中だった。すぐに後続組みも着き、このグループもしばらく考えて右又に巻いていった。私は今回は自信を持って右に入った。左にジジ岩を見て藪っぽくなった沢を詰める。傾斜がまして胸突き八丁になる。草紅葉に癒されながら、息を整えゆっくりと登り、山頂に出る。沢山の人が休憩、食事中でした。生憎ガスがかかり展望は望めませんでした。たまに切れる雲間より見える紅葉はちょうど見ごろだった。
どんどん登って来る人が増えてきたので明け渡して下山する。ジジ、ババの岩が鎮座するスラブ一帯は良い紅葉で、頻繁に立ち止まり写真を撮る。土合橋バス停の時間に合わせてちょうど良い時間に下山が出来、10分の待ちでバスに乗ることが出来た。水上駅に荷物を置き、ふれあい館のお風呂に入りに行く、さっぱりして帰路に着いた。白髪門沢は何回きても手ごろで楽しませてもらえる良い沢です。

最後の急登