高尾山     平成21年12月7日


コースタイム 相模湖駅9;45〜弁天橋1030〜11;30城山14;20〜15;30小仏バス停


皇帝ダリア
見事な咲きっぷり
テニス仲間とのハイキングで高尾山を目指したがなんと半分で終了となりました。前々日まで雨模様の天気予報でしたが良い天気になり皆さんほっとして集合しました。費用節約で新宿から京王線を使い、高尾で乗り換えて相模湖駅まで行きました。駅前の商店街のパン屋さんで買い足しをして早速試食しながらぶらぶらと歩き、国道20号を渡る。相模湖に向かって下りだすと民家の庭先に背丈2mもあろうかという木にピンクの大きな花を見つけました。皇帝ダリアというそうです。今日はこの後、何回かお目にかかりました。今、流行の花でしょうか。花の少ないこの時期では大変目立ち、その立ち姿も、言われて見れば何となく威厳を感じます。

田園の雰囲気を味わいながら歩く
湖上の橋を渡り対岸へ移り、薄暗い車道を少し行くと、左手の民家の庭先に付けられた道に入った。正面にはこれから登る尾根の鉄塔が見える。畑にはいろいろな野菜が少しずつ栽培されていて、それが何なのか覗き込みながら歩くのでなかなか前に進みません。穏やかな日差しが降り注ぎ田園の雰囲気に癒されるところでした。行き止まりの滑りやすい階段を注意深く下ると弁天橋の休憩所に着きました。橋の上でワカサギを釣る人が何人居ます、釣り人に挨拶をしながら対岸に渡ると、ここから山道に入ります。登り口のひなびた小屋で付近で採れたらしいキノコを販売してました。

弁天橋と渓谷
少し登ると、今通ってきた赤い弁天橋が見下ろせ、その先には渓谷が続いてます。両岸の紅葉は終了近くですが色合いを残しています。更に先には真っ白な富士山が頭を見せてくれ、今回一番の眺めでした。何処で見ても富士山は良いものです。高台まで登った民家にも皇帝ダリアがあり、ダリア越しに見る富士山も良かった。国道20号を渡り、一旦なだらかになり民家の間を抜けると茶店がある、ここから再び登りになりました。日の差し込まない植樹林の中を登るが、一枚、又一枚と脱いで行くほど暖かでした。ようやく日がさすところに出るとそこは城山でした。

城山の陽だまりで食後のお休み
山頂は沢山の人が食事休憩中でしたが何とか、日当たりの良い斜面に持ってきたシートを敷き、昼食の準備に取り掛かる。メインはO夫妻が準備してくれた煮込みうどんです。この時期の定番ですがやっぱり暖かいものが最高です。それぞれ持参したものを広げて、豪華な食事の始まりです。食後はお茶、コーヒーに和菓子洋菓子のお茶請けで山の上とは思えません。満腹になった後はもう皆さん動く気はなく暫くお昼寝タイムです。普段、野外で寝転がる機会もないので別世界にいる気分です、風もない穏やかな小春日和に雲ひとつない空を眺める、贅沢で貴重なひと時を過ごすことがが出来ました。下山は目的の高尾山をパスして一番手軽な小仏峠に下りた。ほろ酔いおじさん二人組と抜きつ抜かれながら快調にバス停に着いた。桜の高尾山と今年二度目の高尾山でした。