高妻山        平成21年10月25日

コースタイム 駐車場6;05〜避難小屋7;25〜五地蔵8;20〜9:55山頂10;30
〜13;35牧場内休憩14;15〜14;25駐車場=16;10神告げの湯=長野駅


ナメ滝
右側に鎖あり
前夜、仕事を終了して、新幹線で長野に行き、戸隠へのバスに乗った。戸隠キャンプ場で下りると、5時20分で、もう暗くなた。キャンプ場の明かりを見ながら牧場入口の駐車場でテントを張った。何台かあった車も立ち去り、ワゴンが一台だけになってしまった。あまり寒くないので外にシートを敷いて、てんぷらうどんをつまみに焼酎のお湯割りを飲む。前回、戸隠山に来たときはキャンプ場でテントを張ったがお金をとられた上にキャンピングカーがうるさかった。今回は静かで無料と最高の場所だと思ったが翌日歩いてみると、牧場の奥へ10分も歩くとより快適な広場があった。早朝に3台ほどの車が着き、その音で起きだした。おにぎりを雑炊にして食べ、テントを藪の中にデポして歩き出す。夕べは暗く見えなかったが紅葉した木々もある。雲が低く垂れ込むものの牧場の朝は気持ちがいい。牧場の敷地が終わると登山道の入口になる。入口には携帯トイレ回収ボックスが置かれていた。残り少ない紅葉を楽しみながら雑木林を行く。滑滝に着くと先行のご夫婦が休憩中だった。先に行かせてもらう。しっかりとした鎖があり安全に登れた。

五地蔵
帯滝といわれる一枚岩にぶつかる。先行者が中間で写真を撮影中だった。下から眺めると絶壁に見えるが取り付いてみるとしっかりとしたステップが切られていた。鎖もある。先行者に追いつきここから山頂までご一緒する。2年前から百名山を始めて60座登り終えたそうす。氷清水を過ぎて稜線に出たところに避難小屋が立っている。一不動と書かれている。振り返っても厚い雲にさえぎられまったく展望はない。各ピークに二釈迦、三文殊、四普賢、五地蔵、六弥勒、七薬師、八観音、九勢至、十阿弥陀と付けられているが信仰心の少ない私にはいい通過目安として写真だけを撮りながら通過した。
八丁ダルミから急登になり岩稜帯に出るとまもなく山頂に到着した。生憎の曇り空で展望はなかった、休憩していると単独の女性が登ってきた。牧場から3時間で登ってきた聞きビックリした。地元の方で今日で63回目の登頂だと聞き納得した。

山頂は曇り

この木の下で昼食
この女性は乙妻山に行くのでと誘ってくれたが展望が全く期待できないのでここで終了にした。ご一緒に登ってきた100名山踏破中の御仁が一緒に登っていかれた。山頂で30分ほど頑張ってみたが一時明るくなったものの相変わらずだった。その後登ってきた方と一緒に下山を開始した。夕べ駐車場に1台だけ泊まっていたワゴンの人で、天気が悪いので出るのを躊躇していたら遅くなってしまったそうです。二釈迦の手前からいくらか明るくなって牧場を見下ろすことが出来た。同行者が食事をするというので避難小屋
で別れた。牧場に入ったところは広い平地が絶好のテン場です。その先クヌギ、ミズナラの紅葉が残る大木の下にシートを敷いて昨日のおにぎりで雑炊を作り食べる、コーヒーを飲み、バスの時間調整をしながらのんびりと過ごした。

牧場から飯綱山方面を見る
飯綱山の裾野が全山紅葉の名残を見せ、牧場の中にはまだ綺麗にはを残す木もあり写真を撮りながら歩いていると山頂で別れた100名山の御仁と地元の女性が下りてきた。聞くと六勢至のところから最近出来た尾根道を下りてきたそうで、牧場まではかなりショートカット出来るとのことでした。車で送ってくださるというので地元女性の知り合いのお店に寄ってビールを飲んでいるとワゴンの御仁が見え。地元の女性と別れ、3人一緒に「戸隠神告げ温泉」で汗を流した。バス道の七曲り道でなくバイパスで快適に長野駅まで送っていただいた。紅葉の見ごろにもういちぢきて見たい山です。そのときは人の多さにうんざりするかも知れない。