御前ノ頭〜鳥屋ノ丸〜姥子山     平成21年2月1日

コースタイム 大月駅=間明野バス停7;30〜御前ノ頭8;15〜鳥屋ノ丸9;20〜林道11;10
〜姥子山分岐12;50〜13;05姥子山東峰13;30〜金山鉱泉15;10〜遅能戸バス停15;50〜16;45大月駅


間明野バス停
前回に引き続き、大月駅を基点とした山行です。目的地を決めかかねている時など、アプローチの様子などがわかっているため気楽に行くことが出来つい、同じ山域に入ってしまう。ちょうど1年前に吹切尾根の上部を登り、残した下部を歩きたいと出かけた。大月駅を7時10分発のハマイバ前行きのバスに乗って間明野で降りる。バス停の先、大渡戸橋を渡ったところの民家の裏山から適当に登りだした。意外と急な植樹林を登り尾根に出ると緩やかになり、振り返ると雲一つないすっきりとした富士山が見える。三角点のところが御前ノ頭かな、山名は見当たらない。雑木の気分のよい尾根を行くと鳥屋ノ丸と書かれた木札が見られるが藪っぽい平地です。

藪の急登
ブナの巨木も見られた
薄い藪道を少し進むと、正面に3週間前に歩いた白谷丸の白ザレの部分とその奥に黒岳が覗いている。その先の送電線鉄塔の下に出ると権現山、扇山が展望できる。前回断念した楢ノ木尾根も見える。野脇ノ峰の沿い谷林道の切り通しが近くに見えるが、かなり急登です。雑木林の下はススタケを掴みながら登る。そんな中ブナの巨木が出てきて気分をよくする。林道に飛び出すと眺めはなかなか良い。この先、下山のコースは考えてこなかったので林道を姥子山の方向に歩いてみた。途中、菅沢に沿って百軒干場に黒点線があるので菅沢を下って見たが踏み跡はなく、まもなく、藪になって水量もかなりあるので下降は諦めて林道に戻った。

姥子山
360度の眺めは良好
林道を歩き、水取りのできる沢が出てきたのでラーメンを作って昼食にした。金山鉱泉への下降点を過ぎしばらく行くと姥子山への分岐になり、雁ヶ腹摺山からの下降してくる道合流して、案内板がある。鉄梯子を下り、最初のピーク、西峰は山名もなく通り過ぎた。東峰は狭い岩峰で360度のすばらしい展望でした。雁ヶ腹摺の下山のとき、いつも寄り道をするか迷いながらいつ度も寄らなかったを後悔する。山頂に神社へ5分の案内があるので先に進むと痩せ尾根の先に祭られていた。ここも岩峰だが展望は東峰の方が良い。

姥子山東峰の先
小さな祠がある
神社の正面の潅木に踏み跡が見られる。地図を見るとオジョウガ沢の左岸に登山道があるではないか、そこで少し降りてみる。急斜面で潅木につかまりながら下ると尾根を外して更に急下降している。林道に下りられるようだが奈良子入口バス停まで長い林道歩きになりそうなので、次回の宿題として引き返した。登り尾根を下る。3週間前には積もっていた雪もほとんど解けて藪に残る程度です。金山峠から丸太橋で何回か金山沢を渡り金山鉱泉に着く。遅能戸バス停で時間を確かめ手見るが休日のバス便は18;04までありません。車道をテクテク、1時間半歩いて大月駅にたどり着く。楢ノ木尾根に加え、姥子山からオジョウガ沢沿いの道が宿題になった。南大菩薩に又楽しみが増えたと思いながら帰郷した。