三ツ峠   平成22年11月28日       TOP  BACK

コースタイム
笹子駅7;35〜本社ヶ丸登山口9;10〜清八山10;40〜三ツ峠12;25〜北口登山口14;50〜15;20宝鉱山バス停16;00〜16;20都留市駅


 植林あされたばかりの
本社ヶ丸、清八山登山口
前夜は早くも忘年会があって帰ったのが11時過ぎだった。休息日のつもりであったが来週も忘年会と山にはつらい時期となる。4時45分に家を出て吉野屋で朝食を大急ぎで食べ5時15分の電車に乗った。電車に乗っている間はほとんど居眠りをしていた。笹子には7時33分に着く。10人ほどが下りたがすぐ歩き出したので皆さんどちらに向かったかは分からない。
甲州街道を西に歩き、本社ヶ丸、清八山の案内のところから左に折れて案内どおり行くと追分トンネルに出た。
車道だがだらだらと登り続けるピッチは上がりません。単独の若者に追い越された。寝不足でピッチが上がりません。
変電所を過ぎて橋を渡ったところに車が1台停まっていた。その先で登山ポストがあり山道に入った。平成22年百万本植樹運動と書かれた杭がある植林されたばかりの裸山をしばらく登る。林に入る手前で振り返ると笹子雁ヶ腹摺山、お坊山がそして奥には大菩薩から南へ延びる黒岳〜滝子山の連嶺が見渡せた。思いのほかの急登でようやく清八峠にたどり着き休憩タイムを取る。。雑木越しに御巣鷹山の電波塔が見える。

清八山付近から御巣鷹山
 
 
清八山の富士山
清八山からは富士山の方向だけ良く見えるが逆光で寝不足の目で眺めると涙が出てくる。すこし下ると女坂カからの道が右から合流する。小さなアップダウンで送電線の下をくぐり最後の急登で御巣鷹山の電波塔のところに出た。電波塔に沿って反対側に出ると日当たりの良い道で数人が昼食を作っているところだった。ここも富士山がきれいだった。ちょっと下ると北口登山道の分岐案内が小さく立てられていた。細い踏み跡が笹の中にあるだけだった。ここを下るのだが、とりあえずは三ツ峠の山頂まで行って山頂の写真と富士山を拝んですぐに戻って北口登山道に入ったところで昼食タイムにした。

 

北口登山への道分岐
 

白竜ノ滝
 
北口登山道はあまり歩かれていないのか標識は古く読めないものもある。登り用に設置された三ツ峠の方向を示す案内が多い。かなり荒れた道で急坂です。地形図の道より早めに四十八滝沢に近づいて下りた。沢に接近すると白竜の滝と書かれていて水量は少ないが何段もの滝が連続して突き上げている。大岩戸の札の付近からトラバースの道になる。虎ロープが張られているが怪しい道です。七福の滝も連続の滝で幅も広くなってすばらしい眺めです。その後も踏み跡が薄いのと落ち葉のために不明瞭なところもあるものの注意すれば大丈夫だった。大滝は遠くに見えるため迫力に欠けた。ゴーロの沢に下りたところも迷いやすいところだった。鉄梯子など急下降で山ノ神水霊山と記された小さな祠のところに下りると緩やかになった。ここには初滝が架かる。ここは記憶にある場所だった。なんと8年ほど前に四十八滝沢を遡行したときの入渓点だった。今日眺めた滝を登ったことがあったのですがあんなすごいところを登った記憶がありませんでした。
林道に出ると登山口の標識に熟達者コース、単独登山不可と書かれていた。確かに荒れた道でした。宝鉱山のバス停で40分ほどコーヒーを沸かして飲みながら待った。ナラとケヤキには紅葉が残ってます。冬桜にもちらほらと花を付けていました。 

宝鉱山
北口登山道口