丹後山ー兎岳ー中ノ岳    平成22年9月5日ー6日

コースタイム
十字峡5;30〜丹後岳登山口6:00〜丹後山避難小屋10;00〜小兎岳12;00〜中ノ岳14;50〜16;05中ノ岳避難小屋(泊)6:10〜9;30十字峡登山センター

 

林道入口
ここに駐車した
9月になっても猛暑が続きます。月曜日に休みが取れたので日曜日〜月曜日の山行ができました。このコースは非難小屋を使用と水場がないのが最大の難点です。この時期なら寒くもなくいくらか荷物が少なくて済むだろうと計画した。久しぶりに車で出かけた。前夜、六日町ICで下りると、ジャスコので看板が見えたので買出しをしたがおにぎりは地元魚沼産コシヒカリと期待したが、パサパサでまずかった。十字峡の登山センターの先の橋を渡った林道入り口に駐車した。今日、山小屋泊まりの人が多いようで、ほぼ満車の状態でした。隣の2台は釣師でした。翌朝は5時半に出発した。林道を行くと釣り人が2人先を歩いていた。
丹後山登山口につく、川原に下りて歯磨きと洗顔をして登りを開始する。コナラやブナの雑木林で雰囲気の良いのですがいきなりの急な直登道です。2合目を過ぎると中ノ岳が見えてきた。3合目を過ぎたところで二人が下りてきた。沢支度で何気なく顔を見ると塾で一緒だった長島さんだった。何年ぶりかでお会いしたがわずかな立ち話で別れた。
 
 
大水上山から
兎岳〜中ノ岳の稜線
4合目5合目と高度を上げると兎岳ー中ノ岳の稜線がだいぶ見えてきて励みになる。7合目を過ぎると森林限界です。8合目の岩の上まで来ると開けて展望がいい。お椀のような丹後山はすぐ上に、これから行く稜線が見渡せるが中ノ岳はまだ遠い。先週登った巻機山と色づいた六日町の稲田を見下ろしながら休憩をする。登山道は笹道に替わり日陰はなく、暑さが堪えるようになった。丹後山非難小屋に立ち寄って、先に進むが暑さは益々激しく、ほとんど風がなく蒸し暑いのに閉口する。
兎岳の山頂に出るといくらか風が吹き抜けていて、一人休憩中でした。十字峡を5時半に出たそうで中ノ 岳ー丹後山ー十字峡を1日で歩くそうで、うらやましい限りです。今回、この兎岳が一番展望に恵まれたが楽しむ余裕はなかった。
小さな潅木の日陰では必ず休憩、背が高い笹の中に座り込んで休む、水分補給を頻繁にしながら登った。ようやく、中ノ岳に登った時にはガスが立ち込め、まったく展望はなくなってしまった。
 
小兎岳を過ぎると
中ノ岳が大きい
 
ガスにかすむ
中ノ岳避難小屋を後にする
兎岳非難小屋で様子を見てガスが切れたらもう一度登ってみようとしたが、そのまま暗くなってしまった。日曜日の夜とあってか非難小屋はたった一人でした。寝る前に明日の予定を考える。体力と天気の様子で越後駒ケ岳によって、十二平に下山する予定でしたが、体力不足と最大は水の消費が予想外に多く、水不足になりそうです。小屋の裏には天水をためたタンクがあって、以外にきれいな水が取れるのですが生で飲む勇気はありませんでしたし、使いませんでした。
日向山に下りることにして眠りに着いた。翌朝、朝霧が立ち込めていた。朝から生暖かい、今日も暑くなりそうです。6時過ぎまで霧の晴れるのを待ったが相変わらずです。中ノ岳での展望は諦めて下山することにした。この後何回か振り返ってみたが山頂は雲の中でした。
秋の草花を写真の取りながら下る。急な下降路ではあまり脇見もできない。7合目で雲の取れた八海山を拝むことができた。日向山の電波施設のところでしゃくなげ湖を眺めながら夕べの残りご飯を食べた。
 

 十字峡登山センター前
中ノ岳登山口
樹林の中に入ると蒸し暑さが増してきた4〜1合目まで杭が出てくるたびに休憩と水の補給をしながら登山口に下りた。
十字峡登山センターはお休みでした。脇の水道で裸になって体を拭くきすっきりして駐車場に向かった。満車だった車もたった1台だけになり、寂しそうだった。帰りは三国川の左岸道を下りた。途中しゃくなげ湖の展望がよいところで写真を一枚とった。しやくなげ観光センターで立ち寄り湯の情報を仕入れた。勧められた「さくり温泉健康館」に寄った。三国川はサクリガワと読むのを知った。田んぼのなかの温泉です。無色透明、370円の入浴料でした。
六日町で旨い蕎麦でも食べようと17号国道を走ると駅近くに萬盛庵というなんとなくおいしそうな店を見つけて寄ってみた。なかなかおいしいお蕎麦でした。少し戻って六日町ICで関越自動車道に乗った。平日のため渋滞なしで快適だが眠くなって昼寝休憩をしたが暑くて寝られませんでした。
こんなに水を飲んだ山行は初めてでした。3.5L持って行きましたが残りは500mlでした。食事用には極力使いませんでした。予定通り進んだら水不足だっただろうと思う。