思親山                平成22年1月17日    TOP

コースタイム 内船駅9:55〜11;40佐野峠11;55〜12;20山頂13;25〜源立寺バス停14;40〜15;10井出駅


アプローチで見た、篠井山
青春18キップの残り1枚を使って山梨県と静岡県の県境に近い思親山へ行く。またまた富士山眺めの山行です。東海道を使って富士駅で身延線に乗り換えた。富士宮を過ぎ、沼久保に向かうところで富士山が左側の車窓に見える不思議な現象に驚いた、身延線は北に向かっているものと思っていたがこの区間は南下しているのでした。9時46分に内船駅に着いた。5年ほど前この駅で寝たことを思い出した。駅前にはタクシーがいて乗りたいところですが歩いてゆく。内船寺に向かって歩く途中、民家のおじさんに道を尋ねると案内図の置き場所を教えてくれた。そこには「思親山にようこそ」と云う、コースとコースタイムの地図があり、「なんぶ山歩塾。ご自由にお持ちください」だったので一部をもらいました。境内の階段を登り、内船寺に参拝をして車道に出ると、お寺の犬に吼えられた。寺の裏に上ると佐野峠思親山が見えていた。茶畑と安倍奥の山並みも楽しめる。

思親山山頂で
三石山林道に合流して薄暗い車道で佐野峠に着くと、正面に富士山が見えた。天子山塊も間近なので縦走するのも面白いと思い眺めた。広い駐車場には車は無くがらんとしている。東屋で休憩をしたが寒かったのでコーヒーを飲んですぐに歩き出した。ここからは登山道になり、木段と雑木の道を20分も登ると山頂に出た。30人ほどの登山者で賑わっていた。皆さんバスで来た団体だそうで、私が内船寺の付近を歩いているとき抜いたそうです。まもなく八木沢方向に下山して行った。一人になった山頂は広く小さなベンチなどもあってのんびりできる所です。、富士山と天子ヶ岳、長者ヶ岳の方向は切り開きで眺めがいいが南アルプスは落葉木の隙間に見えるだけでした。日当たりの良いところで鍋焼きうどん作り、昼食とした。恒例の熱いコーヒーで仕上げる。

電車の旅のお楽しみ
井出駅に向かって下山する。相之山を巻くように下り、林道の手前で大光山ー十枚山ー青笹山の安倍奥の山並みの展望の良いところがあった。ヒノキの植林地を下ると何回か林道を横断して民家の裏に下りて車道に出た。ここで先に下りた団体さんに追いついた。日差しに輝く夏みかんの黄色い実がまぶしい。正面には篠井山がどっしりと大きく見える。坂を下りると源立寺のバス停があった。団体さんのバスがここに回送されていた。緩やかに登り八木沢峠を過ぎるとくだりになる。単調な車道を歩く、井出駅も近くなったころワンボックスカーに拾ってもらい5分ほどで井出駅に着いた。1時間もの待ち時間をもてあます。帰りも東海道線を利用して帰った。穏やかな天気に恵まれ。ほとんど雪も無い陽だまり山行でした。熱海駅で買った小鯵寿司をつまみにしてビールを飲む、電車の旅は最高です。