ヤケト尾根ー日陰名栗峰ー日陰名栗南尾根  平成22年12月26日 TOP  BACK

コースタイム
東日原バス停8:00〜つり橋9:00〜1450m巡視路11:10〜日陰名栗峰12:40〜峰谷バス停15;00〜15:40峰谷橋バス停


 
つり橋
今年の初め以来、ご無沙汰だった奥多摩に行く。藪尾根の季節です。日陰名栗峰にヤケト尾根で登ってみました。 8時に東日原バス停を歩き出す。鷹巣山への人と別れ他後は一人旅です。八丁橋に一台軽バンが停まってました。オオダワ林道のゲートは開いていました。巳ノ戸谷を見下ろしてその先のカーブミラーのところから谷に降りつり橋を渡った。
いきなり落ち葉のかぶったザレた急登をジグザグと登る。尾根の乗るといくらか歩きやすくなった。1100m付近で右に水平道が分かれる。左の道を登るとすぐに尾根を巻くようになるので適当なところから直登しようとしたら赤テープがついていたその上方にもあるではないか、なんとなく踏まれたような感じもする。
カラマツ林と雑木林が交互に現れる。右の置くには雲取山、芋ノ木ドッケ、長沢背稜の一部が見えてくる。
1450mで立派な水平道がでてきた。東京都水道局の46/47の杭もあるので水源巡視路のようだ。これを横切ってスズタケの藪に突入かと思ったらすぐに消えた。

長沢背稜を見ながら
 

巨木の元で
食事休憩
 
時々スズタケが邪魔になるところもでてくる。雪も少しだけ見られるようになった。見上げると空は冬の青さだ。大きなミズナラの根元で昼食をとって休憩をする。前方は明るくなったらもう石尾根に到着です。立ち木の間にロープが張ってあるところにでたが何のためのロープかわからない。広い尾根には5cmほどの積雪があって真っ白です。 
南側の見晴らしはよく頭に雲の帽子をかぶった富士山がまず目に付く。山の襞を重ねて先には丹沢山系が並んでいる。近くは大岳山、御前山と眺めはいい。


石尾根に出たところから見た
鷹巣山
 

日陰名栗峰から
七ツ石山、飛龍山を眺める
 
ちょっと登って日陰名栗峰に行く、ここには山頂標識がなかった。七ツ石山、飛龍山の眺めがよい。雲取山も見えている。西にちょっと下ったところが日陰名栗南尾根の始まりで防火帯の切り開きになている。霜柱とザレで歩きにくいので林の中を降りた。巻き道に降り立つところがが岩場になったいる。巻き道を横切って獣道の藪の急坂を少し下るとしっかりとした踏み跡になった。スズタケのトンネルを過ぎて、野生動物の無人観察カメラが設置された付近からは雰囲気のよい雑木林となって歩きやすい。前方の樹間から三頭山が垣間見られる。小さな祠のある窪地に出るとその先で林道に降り立った。
林道を横切ってさらに尾根を忠実にたどる。2台の無人カメラの前を通り過ぎるとやせ尾根に変わって急下降の尾根になった。15m下に林道が見えるが崖になっているため用心に細引きを出して懸垂下降できるようにして慎重に下った。何とか潅木につかまりながら降り切った。そこは坊主谷の出会で見覚えのあるところで、ちょうど猟師さんの軽トラのところに降りたのでにらまれてしまいました。発砲されないでよかった。 祠のあった林道を素直に降りるのが正解だった。
峰谷バス停で時間を確認すると1時間20分の待ち時間があるので峰谷橋まで歩いた。峰谷橋バス停の休憩所でコーヒーを淹れ暖まりながらバスを待った。
 
日陰名栗南尾根
無人カメラ