浅間山(前掛山)  平成23年10月2日TOP  BACK

コースタイム
車坂駐車場6;00〜トーミノ頭7;35〜浅間山荘よりの道合流8;20〜前掛山分岐9;30〜9;00前掛山9;10〜Jバンド分岐10;45〜12;25黒斑山13;25〜14;40駐車場

 
車坂峠
百名山のネットを見ていたら浅間山(前掛山)が載っていた。以前に浅間山に行ったときは噴火で立ち入り禁止で黒斑山まででした。
黒斑山は3回ほど登っているが、初めて、前掛山に登りました。前夜、車で車坂峠まで行き、駐車場で車泊した。濃霧が立ち込めていたが思いのほか寒くはありませんでした。翌朝もやっぱり濃霧でした。3台ほど車がやってきて先に登ってゆきました。 出かけようとするとストックを忘れてきました。途中で適当な棒切れを拾って使うことにして歩き出した。駐車場前の中コース登山口を先行者が登ってゆくが私は見送って車坂峠から表コースを登った。峠がすでに2000m近くあります。
カラマツの葉が黄色くなり始めてきれいです。杖になるような棒切れを拾って使う。まもなく、トーミノ頭に着くが霧で何も見えません。すぐ先に壊れた標識が立ち右下に下りる踏み跡を下った。ちょうどトーミ岩場のました付近の急斜面をジグザグに降りてゆく感じだ。草すべりというところで草と岩の斜面です。垂直の岸壁が霞んで見える。少し下ると草紅葉のきれいな斜面と針葉樹の緑がガスが切れ間より見下ろせて、雰囲気のところでした。
下りきると唐松と笹のほぼ平坦な道に変わり、浅間山荘から道と合流した。3人が休憩していました。小休憩をしているときにも4人ほどが通り過ぎてゆきました。皆さん浅間山荘から登ってきました。

草すべりの斜面
 
 
浅間山荘からと合流

草すべり分岐
 

砂礫とカラマツ低木
 
緩やかに登りで、Jバンドへの分岐に着く、帰りはこの道を行く予定です。斜面は徐々に傾斜を増し、樹林帯を抜けると砂礫にカラマツの低木が立ち並ぶ地帯に変わる。少し日が射すとカラマツのまだ緑を残す黄葉がとてもきれいです。
左側にj時々蛇骨岳への荒々しい稜線が見え隠れする。急斜面なると斜行しながら高度を上げる。立ち止まる回数が多くなってっきた。カラマツがなくなって砂礫の隙間にはオンタデの茶色の葉がいい間隔で点在する。噴火口の稜線で右に折れて避難豪のドームに着くと、爆裂口の岩場が見渡せるようになる。この先は噴火口の淵に沿って登るが強風が吹きぬけるため手ぬぐいを頬かむりして帽子が飛ばないようにして歩いた。山頂に向かって何人もの登山者が一列に並んでいるのが見える。
山頂には浅間山2524mの標識が立っている。強風と冷たさでとても長居は出来ません。相変わらずガスが立ち込めて展望はありませんが一瞬、噴煙の昇る浅間山の本当のピークを見ることが出来ました。30分くらい 後から登った人たちは最高の見晴らしだったと後で聞かされがっかりです。寒いので急いで下山して樹林に入る手前で休憩をしました。
 
避難ドームと前掛山
 
前掛山
 
砂礫道
一番きついところ

Jバンドへ
 
 Jバンド分岐で右に入ると平坦な道が続き、降りれ来た道が筋となって見えます。これから歩くJバンドから鋸岳ー仙人岳の稜線も迫ってきて迫力があります。平地を過ぎ、少し登った大岩の陰で風を避けながら昼食休憩をした。
休憩場所から岸壁と浅間山の裾との間に蓼科山ー八ヶ岳が見えていた。
Jバンドへの登りは下で眺めたより歩きやすくしっかりとした道がありました、3人とすれ違った。
登り終えると、馬の背の岩陵が細く鋸岳に続いている。鋸の山頂に人が見える。同じような狭い尾根を行き仙人岳に着いた。四阿山がどっしりとした姿で見える。根子岳の尖がりは少しだけ見える気がする。八ヶ岳方向は雲で見えなくなった。蛇骨岳に着く、通りかかった人にシャッターを押してもらい山頂の記念写真を撮る。ここからは樹林が出てくるが2箇所展望のよいところがあった。黒斑山山頂は4人ほど人がいた。樹林の中だが崖っぷちで浅間山の展望はすこぶるよい。3回来たがこんな景色が見られたのは初めてです。なんといっても今日のコースが一望に出来るのに感激です。
コーヒーを飲みながら1時間ほど山頂で地元の方と話をしながらのんびりと過ごした。
帰りは中コースで下山し、高峰温泉に寄ってみたが日帰り入浴時間が過ぎていた。戻って高峰高原ホテルの展望風呂で汗を流して下った。明日の南八ヶ岳、杣添尾根登山口まで移動して車泊した。

黒斑山手前で
 
 
黒斑山で
蛇骨岳ー仙人岳の稜線

仙人岳への稜線