阿蘇山  平成23年3月20日  TOP  BACK

コースタイム
道の駅阿蘇6;30=6;45仙酔峡ロープウエー駅7;00〜縦走路稜線9;20〜高岳9;35〜11;30ロープエー駅

 
仙酔峡尾根へ
花酔い橋
3月20日、宿泊地、道の駅阿蘇でどんよりとした今にも降り出しそうな朝を迎えた。目の前のコンビニで弁当の朝食を済ませて、おにぎりを買って登山口のある仙酔峡ロープウエー駅に向かった。昨日入った、かんぽの宿阿蘇の前を通り過ぎ山道に入る。ヘアピンカーブで高度を上げると真っ白な仏舎利塔が出てきて、ロープウエー駐車場でした。4台の車が止まっていて、出発の準備中でした。10人ほどのグループは準備体操をしていましたが登るかは考慮中といっていました。ここで大誤算があった。最悪の場合ロープウエーに乗ればよいと気楽に考えていたがこの時期運行していませんでした。
天気予報は早くから崩れるといっていたのでできるだけ早く登ろうと、挨拶をしてすぐに出発した。一番短時間で登れる仙酔峡尾根登ることにして花酔い橋を渡った。一面溶岩の登山道には一本木もなく、暑いときは敬遠したくなる道です。途中で振り返ってみるが後続の人は誰も登ってきません、皆さん諦めたのだろうか。早くもポツリポツリと雨が落ちてきて雨具の上だけを着た。中間点を過ぎる付近から風が強まり下も着た。学生5人のパーテーが下りて来た。
視界は悪くないが群れた岩場に気をつけながら登った。山頂が近くなるにつれガスが濃くなってきた。黄色のペンキマークが豊富にあってこんなときはとても助かる。前日2日の歩きであしも重く予想以上に時間がかかって銃走路の稜線についた。
 
 
中間点
 
稜線直下の岩場
稜線出たとたんものすごい濃霧と強風に見舞われた。雨は霰混じりのようで顔に当たると痛いのです。標識には220mで高岳と書いてあるが気合を入れないと歩き出せません。ここまで来て帰るのも癪です。思い切って歩き出すがまっすぐに歩けません。風のちょっと弱まったとき進み立ち止まる、この繰り返しで高岳にたどり着いた。帰りも同じ要領で歩いたが下降地点まで長く感じた。ひょっとして通り過ぎたのかと心配するほどでした。
下降地点で下りの斜面に入るとうそのように風は弱くなった。雨も強くなってきた。少し下ったところで4人人のパーテーが登ってきました。風が強いですねの言葉にここは天国ですよと返しておいた。下りも確かにk是が強いが東側は比較的穏やかなのでできるだけ右端を歩いた。駐車場につくと先ほどのパーテーの広島ナンバーの車だけありました。阿蘇山の手ごわい洗礼を受けたがどうにか山頂を踏むことができた。予定の根子岳はあきらめて避難壕で着替えをして岐路に着いた。
 
 
手荒い歓迎
阿蘇、高岳
 
湯布院温泉の宿泊地から
雨にかすむ由布岳
昨日、入れなかった黒川温泉の旅館花水木でのんびりと温泉を堪能して本日の宿泊地湯布院温泉へ向かった。泊まったのは由布の小部屋みずうちという民宿でした。3000円と湯布院では安いと思います。普通の家の一室で台所にはガスコンロ、冷蔵庫、お湯ポット、レンジなど揃っていて自炊組はお勧めです。
3月21日、朝から雨降りです。由布岳、鶴見岳を登る予定でしたが気分はすっかり引いてしまった。せめて登山口だけでもと西登山口まで行って写真だけとって湯布院温泉めぐりをしてからバスで別府に移動しました。杵築のお城と町並みを見物して別府温泉に宿泊、翌日早朝に帰途についた。5泊6日の旅でした。お土産にと頼まれていた単一電池はついに見つけることはできませんでした。震災の余波は遥か離れた九州にも及んでいた。この状況をどう考えてよいのかちょっと心配になる。
大雑把な費用
一泊つき往復航空券36700円、宿代(3泊)12000円、レンタカー+ガソリン16500円、電車代910円、空港往復バス代(シニアー割引)1500円、バス代(湯布院ー別府)1050円、食料、その他25000円