四阿山    平成23年10月24日  TOP  BACK

コースタイム
登山口6;15〜的岩コース分岐7;40〜8;50山頂9;15〜的岩コース分岐10;25〜的岩10;55〜11;15登山口

 
登山口の広場
昨日の常念岳から高速道路長野道〜上信越道を使って東部湯の丸のサービスエリアで車泊した。早寝のため3時には起きてしまった。濃霧が立ち込めるが寒さはありません。天気は曇りで、雨は大丈夫そうです。車外でお湯を沸かしてテルモスを満たす。お茶を飲むと一気に目覚めてきた。サービスエリアは平日のためかガラガラです。食堂で朝定食と生卵で腹ごしらえをして高速を下りた。道路もスイスイと快適に走り、 鳥居峠には6時前についてしまった。ここで林道に入る。入り口にはゲートがあり閉鎖されているように見えるが施錠されていません。11月3日までは開放と書かれています。自分であけて通り過ぎる。一箇所二股があるが直進して突き当たると広場になっている。植林されたカラマツはまだ黄色の葉を残し静かに立ち並ぶ、だれもいないたった一人だが温もりを感じるところです。左右に登山道があるが帰りには左の道を下る予定です。
準備を終えて右の登山道を歩き出す、カラマツは面白いことに列と列との感覚が違うのです広い列間にはシラカバが植えられています。まっすぐなカラマツの木とまっすぐに伸びる列を見ていると、曇り空なのに気分爽快になってしまう。下草の笹の緑もさわやかです。
カラマツ林が終わるとコナラ、クヌギの林に変わる、自然林なのに見事に同じ間隔を保って伸びているのです。この後シラカバの疎林が出てくると開けた道になった。ちょっとした広場には東屋の休憩舎が立つが古びた物で立ち寄る気にはなりません。カラマツの幼木が見事な黄葉を咲かせています。石の祠が祭られているがこれは歩き出したときからいくつも見られます。
 
気持ちよく並ぶ
カラマツの林

 カラマツ黄金色
木段が出てきて華の童子の宮跡につく。祈祷所跡のようだが石柱が倒れ哀れな感じのところです。斜面を横切る道は開けていて天気がよいと浅間山が見えるだろうと重いながら進む。ナナカマドの赤い実が鮮やかです。カラマツノ紅葉も周りの岩とバランスよく黄金に輝いていました。的岩からの道が合流する広場で小休憩をする。岩っぽい尾根になるがすぐに笹の中の階段道になってしまった。とにかく階段が多い登山道です。嬬恋清水には120m埼に湧き水がると書かれているが行ってみませんでした。
菅平牧場からの道が合うと、牧場からの登山者が登ってきました。まもなく山頂に到着しました。
濃い霧が立ち込めた中に祠が立ち静かな山頂です。何も見えないだけに信仰の山の厳かさを感じます。最初に会った人はすぐ下りていった。、セルフタイマーで山頂写真を撮りながら遊んでいると一人登ってきました。この方も根子岳に縦走するといって通り過ぎた行った。
霧も晴れそうになく展望を諦めて下山をした。
 
山頂

 華ノ童子の宮跡
休憩舎

的岩
  
途中、牧場の辺りが少しだけ見えた。分岐の広場の手前で5人のおじさんグループに会う。的岩コースを下るが出だしは結構な急坂でした。コメツガの原生林と書かれた薄暗い一帯はトラロープがルート全部に張られていて間違うこともなく通過する。
原生林が終わると急に開けてカラマツ、シラカバが覆う斜面を見下ろしながら下るようになった。
やがて、的岩に到着です。奇岩です。カラマツの紅葉に隠れるように岩が 衝立のように連なっていました。


落ち葉道
コナラ、クヌギ 
ここからは落ち葉道が続きます。コナラ、クヌギはすっかり葉を落とし靴が隠れるくらい積もっている。だれも歩いてない落ち葉道は新雪を歩くようないい気分です。わざと、落ち葉を蹴散らすように歩いたりした。。カラマツ林に変わると地面は黄金色に変わり気分も変わる。カラマツの道はよくすべるのでもう少し急斜面なら落ち葉スキーが出来そうだ。
整然と並んだから松林に見とれながら登山口に下りた。先ほど出合った5人グループの車か?序言う容赦が1台マイカーの横に止まっていました。 

こんな感じ
 

落ち葉道
カラマツ 
 
休館だった鹿澤館
帰路の立ち寄り湯に新鹿沢温泉寄った。下調べで、よってみたいと思った鹿澤館はお休みで、近くのつちや旅館で汗を流しました(入浴料500円)湯の丸高原の紅葉を楽しみながら、道の駅「雷電くるみの里」で野菜いっぱいのカレーを食べて高速乗った。平日のおかげで渋滞はまったくなく快調に帰宅できました。