八幡平 茶臼山   平成23年7月10日 TOP  BACK

コースタイム
盛岡駅前9;35=11;30八幡平山頂11;40〜13;00黒谷地13;30〜14;30茶臼口14;40=盛岡


偶然に乗った八幡平自然観察バス
 
東北震災の応援パスがJR東日本から発売された。早速、利用させてもらった。大宮駅を6;04発の新幹線やまびこに乗る。自由席だが十分座れました。
盛岡駅に着きバス停に向かうと八幡平の自然散策バスですかと声をかけられた。聞くと季節運行のガイド付き散策バスで散策に参加しない人もOKですといわれた。コースも樹海ラインを経由だという、路線バスはアスピーテラインを使うのでいつもと地g去ったルートもいいと思い乗りました。乗客は半分ほどゆったりと座れました。途中の休憩所でボランテアの案内の人が散策の人にバッジを配っていた。松川温泉を過ぎ八幡平頂上に着いた。バスは黒谷地真で行くらしい。
あいにくの雨と濃霧で外に出るのも躊躇するような天候です。レストハウスで昼食をとりながら回復を待った。濃霧は相変わらずですが雨はほとんど止んでくれた。
思い切って歩き出しました。道路には岩手県と秋田県の県境標識が立っている。
八幡平山頂への石畳道を登り、見返り峠で右の道に入る。展望案内板があるが何も見えません。
木道の脇にはハクサンチドリ、シラネアオイ、コビケイソウ、キバナスミレなどの大型の花が咲いている。
霧の中でシラネアオイの薄紫の花がより鮮やかに見えた。

木道に咲く花
 
 
木道に咲く花

煙る展望台
 
 
源太森
山頂標識が高いところに
10名以上のグループとすれ違った。ガイドさんが付いた自然観察会の人たちらしい。地塘を見ながら木道を歩く。 
ヒナザクラ、イワイチョウ、イワカガミ、ワタスゲなどがまばらと咲くだけで雰囲気は最高ですがやや寂しい。
ミズバショウが遅れ咲きで二こるところがあった。ナナカマドは盛りのようだった。
木道が終わると源太森の山頂に着く。展望はないがアオモリトドマツの濃い緑があふれ山の大きさを味わえる。
アオモリトドマツの5mほどの高さに山頂標識の札がぶら下がっているのを見ると積雪量の多いことがうかがえる。
安比岳への分岐を過ぎて笹の木道の先が開けると黒谷地についた。
カメラマンが仕切りとシャッターを押していた。丸太の展望台の上から眺める。もう花の時期も終わりか、ワタスゲの白い
頭が点々と見えるほかは緑一色です。夏雲が地塘に写るのをノンビリと眺めながら休憩をする。ここからアスピーテスカイラインにみちが別れているが直進をする。

 地塘の花
ミズバショウ
 
地塘の花
イワイチョウ

黒谷地のカメラマン
 

賑やかな茶臼山荘
 
 石畳のような沢道を行く、イワイチョウが最後の花を見せてくれた。賑やかな人の声が聞こえてきた。茶臼山荘の広場に団体さんが休憩中でした。小屋は積雪に備えてかなり高床に作られている。
茶臼岳にピストンをする。山頂から雄大な岩手山を眺める。ここからの岩手山は片流れの容姿を見せている。眼下に広がる樹林の中にポツポツと小さな池が見えていた。スカイラインの道が市街地に向かって曲がりながら伸びている。
山荘に戻ると団体さんが去って、静かだった。
急斜面を下る、先ほどの団体さんに追いついた。振り向くと茶臼岳が意外なほどの尖がり山だった。
スカイラインに下りて茶臼口のバス停でバスを待った。
自然散策バスより盛岡行きの路線バスが先に来たのでそれに乗って八幡平を後にした。待ち時間10分ほどと実にタイミングよく下山してきた
八幡平は遠いという思いだったが日帰りが出来ることを知った。
来年のお得なフリーキップの時期には安比山へも行って見たいものです。

振り返って見ると
茶臼岳はこんな尖がりだった
 
 
茶臼岳
岩手山には雲が