飯綱山  平成23年3月6日   TOP  BACK

コースタイム
長野駅8;30=戸隠スキー場9;50=瑪瑙山10;30〜12;00飯縄山12;30〜南峰12;50〜14;35神告げの湯15;50〜16:00中社バス停16;20=長野駅

 
戸隠スキー場から見た
戸隠山西岳
先週、谷川岳でたくさんのボーダーがスノーシューで快適に登っているのを羨ましく眺めていた。6年前に買った物を持っているが65cmと長すぎて使いにくいのとトラバースがし難いためワカンになってしまう。ネットで短くてトラバースがし易いものを見つけた。早速、山道具屋に行き、現物を見せてもらうと店員さんはトラバースにはこちらが良いとアトラスというメーカーのものを薦める。予定より6000円も高く、2万9000円もする。悩んだ末、お勧めの商品を買ってしまった。
子供のおもちゃと同じで手に入れたらすぐに試してみたくなる。以前から日帰りのスノーシュー登山にちょうど良いと目をつけていた飯縄山に行ってみることにした。
新幹線で長野駅に行き、戸隠スキー場行きのバスで終点まで乗ると9時50分にはスキー場に到着した。チケット売り場で飯縄山に登ることを言うと第3リフトと第6リフトを乗り継ぐよう教えられた。(確か600円ほどだった)第3リフトで怪無山山頂に登ると戸隠山の鋸状の荒々しい尾根が真近に迫る。なんといっても高妻山の尖峰が迫力がある。黒姫山と重なるように妙高山が顔を出している。第6リフトにはスキーヤーの邪魔にならないようにコースの端を歩きながら若干下って行く。
 
 
第3リフト終点
瑪瑙山と飯縄山
 
瑪瑙山から見た
高妻山の尖峰
第6リフトに乗ると終点は標高1748mの瑪瑙山で条件が良いと日本海が見えるらしいが今日は暖かすぎるのか霞んでいる。後立山連邦ー北アルプス方向も山頂付近はガスがかかっていた。長野駅で買ってきた信州名物のおやきを食べる。暖めてもらい懐に入れてきたのでまだ暖かく野沢菜の餡がおいしかった。これから向かう飯縄山は目の前に山頂が台形のあまり見栄えのない山に見える。新調のスノーシューを履く、履き心地はいい感じだ。急下降の歩き出し、なれないため慎重に足を運んだ。鞍部に下りて少し平坦になるがすぐに上りになる。スノーシューの試し歩きには丁度よいかな。登りになってヒールアップをするこれは以前の機種にもあった機能ですが便利なものです。つま先のクランポンが大きく歩きやすい。中間まで登ると直登とトラバースのトレースが分かれた。早速トラバースの試しができた。確かに以前のものに比べると足首の自由が利きよさそうすが硬雪のトレースなしのところで使ってみたい感じです。

 
 
昨日買ったばかりの
スノーシュー

飯縄山 
背景は浅間山、四阿山 
広場のような山頂には2人が休憩していた。360度の展望です。黒姫山、妙高山、火打山、焼山、高妻山、戸隠山が一番近く迫力がある。雪倉、朝日は雲の切れ間に山頂が見えるが白馬岳から以西は霞んでいる。東側は雲もなくよく見えている。
しばらく展望を楽しみ、スノーシューをはずして、つぼ足で南のピークに向かう、緩やかに下り上り返すと山頂だが杭があるだけで神社らしき建物がほぼ雪に埋もれていた。善光寺平の眺めがいい。少し下るとトレースは二つに分かれる。南登山道のほうが多く歩いている。西登山道は山スキーの跡が目立つ西の尾根を下る。眺めのよい尾根を快適に下る。西登山道に入って初めてご夫婦を追い越した。その後は温泉まで人に会うこともなく静かだった。
樹林帯に入り高妻山の眺めを最後に展望なくなった。小さな社と鳥居の立つ広場でシートを敷いて昼食にした。カツサンドを暖め頬張る、なかなか美味であった。取り合わせがおかしいがカップワンタンスープの熱々と結構相性がよかった。
一下りで登山口の車道に下りた。神告げの湯までぬかるんだ道を歩いたが距離は僅かなものですぐに着いた。1時間少々をのんびりと温泉で汗を流して中社のバス停で4時20分伸ばすに乗った。スノーシュー登山の場所を探さなくては
 

左から高妻、雨飾、焼、火打、妙高、 黒姫、