黒姫山  平成23年5月15日  TOP  BACK

コースタイム
戸隠キャンプ17;25〜17;45大橋林道入り口(泊)5;45〜登山道6;20〜新道分岐6;55〜9;30山頂10;25〜新道分岐12;20〜13;15古池13;35〜14;00キャンプ場バス停

 
黒姫に向かって車道を歩く
3月はじめに飯縄山に行き、意外とアクセスがいい山域だと思って帰ってきた。残雪を期待して黒姫山に出かけた。バスの便を考えると前夜登山口に入りたいので土曜日の夕方に長野駅で戸隠キャンプ場行きのバスに乗った。終点で降りたのは一人だけだった。
野尻湖向かう車道を歩き出すと藪の中に白い花が見える。近寄ってみるとミズバショウの花だった。こんなどー路脇にいっぱい咲いているとは知りません。ちょっと感激です。この先いたるところでミズバショウの群生を見ることになりました。
大橋の手前にはリュウキンカ 咲き、山桜も咲いています。夕暮れの黒姫山の姿を正面にして歩く、なかなか贅沢なアプローチではありませんか。大橋をわたり左に電力会社の小屋がありそこが登山口への林道の入り口です。ゲートの先の平地でテントを張った。

テン場
 

こんな林道をしばらく歩く
 
翌朝、早く釣り人の車が止まった、朝食後、カラ松林の林道を歩く。登山道の入り口の湿地にミズバショウとリュウキンカが群生して花も見ごろだった。一休みして登山道に入った。少し登るとタラノメが見られて少し収穫した。登山道に雪が見られるようになって 新道分岐についた。右が古池、左が峰ノ大池と書かれていた。直進した。
しなの木の札が置かれた大木を通り過ぎると左側には雪をかぶった山が見えてきたが何山かわからない。
行きも多くなりあまりはっきりとしない踏み跡を拾って稜線にでるとまもなく見晴らしのよいところに出た。火打ー焼ー雨飾の稜線は魅力的でいつか縦走をしてみたいものだ。戸隠西岳の後ろには後立山連峰が少し霞んで見えている。


林道から登山道への分岐付近
ミズバショウとリュウキンカ
 

雪の多いところ
 
稜線に出る手前からは雪も深くなり残雪の山を楽しめる。山頂にはまったく雪はない。ここまで誰にも会いません。後立山も霞んで見える。3月に登った飯綱山を感慨深く眺めた。見下ろすと裾野にはちょうど田植えを控え水の張られた田んぼが長閑に広がり、野尻湖、斑尾山とあいまって一幅の絵のようです。

 

山頂
 

火打、雨飾の稜線
山頂での展望を楽しんだ後東登山道を下ろうと進んでみたがトレースはないし藪も濃く、引き返して同じ道を下山した。途中で妙高〜雨飾の稜線を再度眺めて入ると、単独者2名にあった。新道分岐で古池へのコースを下った。芽吹き始めの木々はいろんな形色があるものだと眺めながら歩いた。
古池周辺にはまだ山桜が咲き薄いピンクがいたるところに見える。遊歩道に出るとミズバショウ、リュウキンカのお花畑に出会う。予想外で得した気分になり食事休憩をしながら眺めた。ハイキングの人もたくさん訪れていた。車道に出たところで車に拾ってもらったおかげで余裕でバス時間に間に合いキャンプ場バス停の遊歩道で再度ミズバショウを観察した。あったのは2人だけと静かだった歩きも、ここで観光客に圧倒されるようになった。 

古池湖畔から黒姫を
山ろくには山桜が咲く