飯盛山   平成23年4月10日   TOP  BACK

コースタイム
野辺山駅10;00〜平沢峠11;00〜平沢山11;40〜飯盛山12;00〜12;30休憩地13;20〜14;50清里駅

 
野辺山駅前
案内板に従い左に

週末の天気を見ると関東信越は晴れ、先週は福寿草で花に引かれて秩父へ、今回はオオミスミミソウの角田山にかなり魅力を感じたが費用がかさむため諦めた。久しぶりにスカッとした八ヶ岳を眺めようと飯盛山に行くことにした。
長野新幹線に乗り、佐久平で小海線に乗り換えて野辺山まで行った。東京は桜が満開だったが野辺山はまだ寒く駅前にはまだ残りの雪もあって花はまだまだです。お土産屋のおばさんが震災でまったく観光客がないとぼやいてました。駅前の道を左に進み踏み切りを渡る。行き交う車も少なくさびしいくらいの静かな直線道路を黙々と歩く。
国立野辺山宇宙観測所の案内とその先南牧村情報館を過ぎると登山口に到着した右に行くとJR最高点、平沢展望台の案内がある。直進の山道に入る。山道といってもこのルートはほとんど車道のような広い道でした。
緩んだ雪道を進むと車道に出て、そこは平沢展望台の駐車場で10台以上の車、バスが1台止まっていました。天気予報は見事にはずれで八ヶ岳はすそが見えるだけです。
日当たりのよいところは泥道、日陰は凍っているところある腐れ雪の道は歩きにくい道でしたが、たくさんの登山者に会う、人気の山のようです。開けたところで天文台のパラボラアンテナと田畑は見られたが、山の展望はなかった。登山道らしく細い道になり登りつめると平沢山山頂に到着しました。
 
登山口

平沢山より
飯盛山を見る
 
平沢山からはガスの切れ間より三角形の飯盛山と登山者の歩く姿が見られた。男山、天狗山が雲に見え隠れしていたほかは何も見えません。清里への分岐点まで下ると広い道になって、登り返すと飯盛山の山頂です。家族ずれが10人ほどいてとてもにぎやかでした。ここでも八ヶ岳は裾野が見えるだけです。平沢山から東に伸びる尾根にたくさんの人が歩いているのが見える。平沢峠に止まっていたバスツアーの人たちらしい。少し風が出てきて寒いし人も多いので少し下って適当なところで休憩をすることにして山頂を後にした。。
鞍部で平沢集落の案内で左に折れる。少し下ったカヤトの平地でシートを広げて昼食休憩をする。日当たりよし、風もなし、食後は寝転んで時を過ごした。八ヶ岳は大泉清里スキー場が見える程度です。去年の秋にあのスキー場の上でテントを張って真教寺尾根を登ったのを思い出しながら眺める。。茅ヶ岳が少しだけ姿を見せてくれた。その奥には富士山が見えるはずだと想像しながらボーと1時間弱をすごした。
 
 
平沢山より
かすかに見えた男山、天狗山

鞍部から最後の登り
こんな広い道です
 
少し下ると林道を横断して沢に沿うように下ると、どこで間違えたのか車道に出てしまった。舗装道路を歩きたくないので少し戻ってみると清里への案内板が笹に埋もれるようにあり見落としたのでした。沢筋の道は大好きな雑木林で水の流れも現れると民家の裏に出ました。どの家も洒落た家が多いのにびっくりします。清里は山梨県のはず、でも家々の車のナンバーは長野ナンバーで違和感を感じながら歩いた。
坂を下り橋をわたったところに千ヶ滝の大きな看板が立っていたので寄り道をしてみた。古いが洒落た別荘地の宿泊施設のような建物があり、かなり厳しい文句の駐車禁止の立て札がたくさんあります。滝見物に駐車する人が多く、迷惑しているのでしょう。登山道も私有地を通過させてもらうところも多いので注意しなければいけませんね。大河ドラマのタイトルに映った滝と書かれてあった。高さはさほどないが幅広で思いのほか迫力がありました。滝下はしぶきが広範囲に飛び散って濡れてしまうほどです。
車道に戻り、急坂を上って国道140号を渡ると駅前通に出ました。人はいませんが町の色は華やかです。
駅前のお土産屋さんでビールを買う、ご主人と話をすると千ヶ滝のあった大門川が長野県との境界だと教えてもらい長野ナンバーの車について納得しました。電力会社も山梨県は東京電力、長野県が中部電力で計画停電のときは闇と光の境でもあったそうでそんなときには長野県の温泉施設で時間をすごしたと話してくれました。 

昼食、昼寝休憩したカヤト