峰谷川 茂窪谷    平成23年2月6日   TOP  BACK

コースタイム
奥多摩駅7;50=峰谷バス停8;30〜9;20林道終点9;35〜11;10二股〜退却地点12;00〜林道終点13;30〜14;50峰谷橋バス停=奥多摩駅

 
林道のツララ
関東地方は今年になって降水なし、いい天気が続くことが多くひょとしたら沢も大丈夫ではないか?ということで南斜面の峰谷川、茂窪谷に出かけてみました。しかし、結果はやっぱり早すぎたようです。
奥多摩駅を7時50分の峰谷行きバスに乗った。立つ人が出るほどの混雑でした。一番後ろの席に座る、隣の人と挨拶をし行く先を聞くと、日陰名栗の南尾根を登るというマイナールート好きの人で、去年の暮れに降りたばかりだったので情報を話しながら峰谷で降りた。
二人で車道から林道へと歩き、坊主谷の出会を過ぎた先の杉林で分かれた。
林道が全面凍結しておるところもあったり,斜面にツララが大きく育っているのを見ると 冷え込みの厳しさがわかる。

 
林道はアイスバーンの
ところあり
 
石積の堰堤
左半分は氷
林道終点のワサビ田のところで沢仕度をして歩き出した。
木橋をを渡ると、ワサビの作業用なのかモノレールの管理小屋ガある。3個ほどの石積の堰堤の右岸を作業道で越える。堰堤は半分ほど凍り付いた状態で水量は思いのほかあった。  

小滝の様子
 
小滝がいくつも出てくる。なかには水流の上は氷に覆われているものもあるが、乗れるほどの厚さはない。すべて巻くことになるが落ち葉に霜柱や薄氷がミックスした斜面のトラバースは結構気が抜けない。一歩一歩確かめないと足元が抜け落ちてしまう。久しぶりの沢歩きで1050mの二俣迄、思いのほか時間を費やしてしまった。二俣の広場で食事休憩をしながらこの先のルートを考えた。右股をつめて日陰名栗南尾根で下るのが一番時間がかからないだろうと右俣を詰めることにした。
右俣に入り50mも登ると水流は細くなり一面凍りついた沢になってしまった。もう少し先までと頑張ってみたがアイスクライミングの状態が続くため退却をしました。
登りに比べ下降は難しく、何回も懸垂下降を繰り返しながらワサビ田まで戻った。
峰谷橋まで退屈な車道歩きでした。峰谷橋バス停に着くと5分ほど前にバスは行ってしったと諦めたところに、運よくそのバスは遅れてきたため、待ち時間なく乗れてしまった。バスが超満員、昨日雲取山に泊まった団体さんが鴨沢から乗ったらしく奥多摩駅まで立ちでした。久しぶりの沢は非常に疲れを感じた。

右俣、引き返した付近