七ツ森    平成23年1月22日     TOP  BACK

コースタイム
設楽寺跡10;10〜松倉山11;00〜撫倉山11;50〜大倉山13;00〜鉢倉山14;00〜梅ノ木展望台14;45〜15;30設楽寺跡

 
撫倉山、松倉山を見ながら登山道に入る
1月13日から2週間弱の期間だけ大人の休日倶楽部の三連パスが使える。成人の日の連休があったばかりでなかなか休みが取れませんでしたが、やっと22日〜24日に出かけることが出来ました。この切符はJR東日本が主な利用範囲なのでどうしても東北地域に行くことになる。 
今回は七ツ森、北泉ヶ岳、姫神山の三つをターゲットとして天候が悪かったり疲れたら温泉旅行に変えることにした。この切符は新幹線も乗り放題のため、その点対応がしやすくとてもありがたいものです。初日はやまびこ51号、大宮を6時30分発に乗った。まだ薄暗いが走り出して、まもなくすると景色も見えるようになったが眠いためブラインドを下ろして1時間半ほどの中途半端な眠りで、仙台に着いた。地下鉄で泉中央駅に降りたのは8時少し過ぎたところでした。
予約したトヨタレンタカーによって車を借りて4号国道で富谷町から登山口のある設楽寺跡に向かった。泉中央では日陰に少し見られるだけだった雪もここまで来ると一面、白い世界に変わった。僅かな距離だが随分と違うものです。
カーナビに頼って設楽寺跡の駐車場に着くと5台ほど先客がいて何人がちょうど歩き出すところでした。小雪の降るなかを、ワカン、アイゼン、ピッケルの冬山用具
三種を持って歩き出す。民家のような喫茶店の先で、七薬師掛コース入り口の案内に従い右に折れ松倉山に向かう。
 
撫倉山
植樹林の直登は思いのほか急で、落ち葉の上に軟雪が積もるためよく滑る。松倉山(291m)は小雪のため展望なく、標識だけ写真に撮って先に進む。鞍部に降りて撫倉山分岐で直進はトレースがあるが左の七薬師掛コース方向にはトレースがありませんでした。
積雪は膝下くらいでさほど苦労もなく登ると左から登ってくるトレースと会うと、急登になって撫倉山(359m)に着いた。ここは見晴らしがよい、小雪でも富谷の町と仙台平野が見下ろせる。晴れていたら金華山あたりが見えるのかな?独特の山形が独立して並ぶ姿は面白いものがある。撫倉山を後にして下りになるが急な斜面の連続で途中にはアルミの梯子もある。中途半端な雪で買えて怖い感じもする。
 
 
アルミの梯子を降りる
 
丸い峰倉山、鎌倉山、尖った遂倉山
梯子を降りた先で丸い峰倉山、鎌倉山、尖った遂倉山が見えていました。降り切った鞍部は大倉山と梅ノ木平の分岐です。雪の中にシート敷き昼食を済ませて大倉山に登った。一人の足跡だけが見られた。山頂標識は南のピークにあったが、北のピークにも行って見た。誰も歩いた様子はなく雪も深いがすぐに着く。樹間から七ツ森湖が見下ろせた。笹倉山が立派に見えた。ここを西に向かって下ると峰倉山には近いが歩いた様子もなく急な斜面なので引き返して昼食をとった分岐に戻った。そこにはC鉢倉山の案内になっているが私の資料では次が峰倉山だ、別の山なのか?


 
 
大倉山の北ピークで
笹倉山を見る
 
蜂倉山の表示でした
雑木林のいい感じの道を行くと鉢倉山の案内標識がでてきて左に折れた。ここからトレースはなくなったが登りきると山頂で、その標識には蜂倉山(289m)と書かれていた。蜂、鉢、峰と同じ山らしい、紛らわしいので統一してもらいたいものだ。山頂から北にD鎌倉山の案内があったがトレースもなく、時間も少なくなったのでここまでとして引き返すことにした。
昼食休憩の分岐に戻って梅ノ木展望台へ下った。展望台で笹倉山を見て、その先の分岐で左の設楽寺跡への道をとった。七ツ森遊歩道入り口と書かれた丸太の門をくぐるとまもなく駐車場に着いた。レンタカーを返した時距離メーターは30kmほどでガソリン代はおまけしてもらった。もっと不便なところと思いレンタカーを借りてしまったがバスを使って富谷からタクシーのほうが安上がりだった。タクシーの営業所もバス停の近くにあって、駐車場で携帯も通じるところだった。 見た目より急峻な上り下りがあって面白い山でした。雪山気分も味わえました。

遊歩道入口