大崩山  平成23年5月6日  TOP  BACK

コースタイム
登山口6;00ー湧塚分岐6;55ー8;50袖タキ9;20ー登山口11;20ー祝子川温泉12;45ー大分駅17;50ー大分空港

 
大崩山荘
昨夜は祝子川温泉につかり、登山口でゆっくりと車泊のつもりだったが駐車地の路肩は傾斜しているうえ車が狭くとても熟睡できる環境ではなかった。躊躇して出発がどんどん遅れてしまう。小雨が降り続き気合が入らないまま行けるところまで行ってみようと歩き出した。 登山道案内図と山火事注意の横断幕を見て山道に入った。
すぐに大崩山についてしまった。小屋を覗くと20人近い人が泊まったらしくかなりにぎやかだった。
坊主尾根の分岐で三里河原の方向に進むと、スラブ岩をトラバースする。トラロープがあるが雨で足元がすべるので慎重にわたる。まもなく湧塚尾根の分岐に到着した。薄暗い樹林の前が明るくなると河原に出てアルミの橋で向こう岸に渡るとまた薄暗い林に入り込む。
岩屋状大岩がに何本もの棒が差されたところを通り抜ける。ゴーロの中に落ちる水流が早朝の陰気な登山道に一服の清涼感があり写真をとるためテープを見落とし沢を渡らないで少し進んでしまった。テープまで戻ると先行者が3人行くのが見えた。

急登の連続
 
 
袖タキ 雨です展望?
沢を渡ると、急登が連続した。アルミの梯子で岩場をクリヤー、しさらに急登は続く、袖タキの案内が出てきた。先行者は見向きもせず通り過ぎていったがどんなところか登ってみることにした。急なスラブにトラロープが残地されていたがブッシュの中を登り、ついた先は丸い大岩がいくつも連なる、写真で見た大崩山の風景だった。
雨と霧で近くの岩場だけが見える。大崩山の雰囲気をいくらか感じられた。満開のアケボノツツジが雨に濡れ、さらに可憐に見える。
昨日、道の駅で買ったおこわ弁当をたったまま食べながら30分ほど過ごした。雨はやみそうになく寝不足もあってかこの先に進む意欲はすっかり萎えてしまった。
今回の一番期待した山だけに残念だがここで引き返しました。。今朝は3台しか止まっていなかった車が路肩に10台ほど連なっていたのにびっくりする。下山ですれ違った人はさほど多くなかったので小屋で天候の回復を待っているのだろうか?九州に入って話をすると皆さん大崩山を一番と薦めてくれました。やっぱり人気の山だと、あらためて感じました。
祝子川温泉でのんびりと汗を流して、一路、大分に向かいレンタカーを返却し早めに大分空港に到着した。

雨にアケボノツツジ