八ヶ岳 横岳 平成23年10月3日TOP  BACK

コースタイム
駐車場6;00〜資材置き場6;30〜三叉峰9;50〜10;10横岳11;10〜13;40駐車場

 
資材置き場の東屋
ここからが登山道
浅間山の翌日も休みが取れたので以前から気になっていた 杣添尾根を歩くことにした。前夜、八ヶ岳高原ロッジを目指して走る、非常によい道です。高原ロッジの手前で海ノ口別荘地に直進すると突き当たりに登山口があった。右に折れるとすぐ登山者用の駐車場があり1台泊まっていた。一番奥に停めて寝ました。
翌朝、夕べは暗い中でわかりませんでしたが、歩き出すと小さな池がった。富士見岩遊歩道の案内に沿って歩くと別荘地内の車道を何回も横断して突き当たると堰堤が出てきて渡る。その先に東屋が建っているところが登山口でした。東屋は資材置き場らしいがテントを張るには水もあっていい立地条件です。今度はテン泊したいところです。
ここからが登山道です。木橋を渡るとコメツガの樹林帯をひたすら登りますがそれほど急ではありません。途中でキノコを見つけるが帰りに採ることにして進んだ。やがてダケカンバの樹林に変わるとトラバース道になって尾根が変わる。ダケカンバからハイマツ帯に変わると正面に三叉峰と稜線が見えるようになると左手に赤岳と展望荘が見えてくる。県界尾根尾根への巻き道がくっきりと筋になって伸びるのがよく見える。

陵線に出る手前で
赤岳を見る
 
 
赤岳、権現、阿弥陀の後に
南アルプス
 三叉峰の山頂で最初の展望を楽しむ。赤岳にピストンするか迷うところだが昨日たっぷりと歩いたので横岳まで行って帰ることにした。横岳に移動して山頂で雲の切れるのを待った。
赤岳ー阿弥陀ー権現の姿は迫力がある。その奥の南アルプスはと中央アルプスは雲間に少し顔を出す。赤岳の肩には富士山が時々姿を出す。やっぱり高いです。北側は蓼科山も美ヶ原も一度も見えませんでした。もちろん北アルプスはまったく見えませんでした。昨日、登った浅間山は右半分だけが見えている。奥秩父の甲武信岳、金峰山は時折り雲が取れて見えることもありました。1時間粘ったが360度の展望は望めませんでした。
同じ道を下り、登るときに見つけた、クリタケとナラタケをお土産にして車に戻りました。国道に下る途中の高原で、浅間山〜金峰山の陵線が一望できる。男山、天狗山の形も独特な景色を作り出してとても印象的でしこの景色を実に来るだけでも価値がありそうです。
この尾根は南八ヶ岳の主陵線に登るには一番手軽で短時間に登れることがわかった。ほとんど、樹林帯でやや退屈するのが残念です。

帰りに見た
天狗山、男山
 

横岳山頂