斜里岳  平成23年8月19日   TOP  BACK

コースタイム
清岳荘5;10〜下二段5;55〜上二段7;15〜8:05山頂8;20〜上二段9;10〜熊見峠10:00〜下二段10;45〜11;35清岳荘

 
林道終点
ここから登山道
19日、朝起きだすと隣に昨日ご一緒に下山して露天風呂も一緒に入った岐阜の人がいてご挨拶した。やっぱり林道の閉鎖が気になって役場に電話をして確認してからきたそうです。札幌の方と3人で一緒に出かけることにした。
今にも振り出しそうな怪しい雲行きを気にしながら、登山届に記帳をして登山口の注連縄をくぐった。登山道はすぐに林道に出た。両側に 大きな蕗が密生している道を行くと、終点よりいよいよ山道です。沢沿いの藪っぽい道を行くと仙人洞という岩屋を過ぎる。まもなく6合目の木札が出てきた、1合目は何処なのかな?


6合目
 

最初の滝
水蓮の滝 
下二股で新道と旧道に分かれる、沢沿いの旧コースを登る。水蓮の滝から始まり、羽衣、方丈、見晴、七重と次々と滝が出てくる。大きな滝ではない、巻き道や残地ロープがしっかりとあって登山靴で十分登れ危険ではない。沢靴ならすべて直登できそうで、適当に楽しむことができる夏向きのコースだと思う。何回か渡渉をするが飛び石でわたれる。ストックが石の間に挟まり抜き取ろうとして、バランスを崩しストックの先を折ってしまった。 

羽衣の滝
 

ストックの先が
 
 
濃霧の山頂
八合目の札を見るともう滝もほぼ終わり、上の二股に着いた。一休みしていると新道コースから2人の軽装の若者が下りてきた。我々より先に出た若者でした。帰りはここから新道で尾根道を下る予定です。
沢筋を登り詰めて稜線の馬の背に飛び出すが濃霧で何も見えません。山頂手前の神社のところから巻き道でやや下って
上り返すと山頂です。
広い山頂だがまったく何も見えない状態です。3人で立ったまま軽食を済ませて早々に下山しました。
 

一瞬見せた斜里の姿
 
上の二股で一休みして新道に進んだ。小さなアップダウンがあるが歩きやすい道です熊見峠の手前で、ほんのひと時雲の切れ間より斜里岳を拝むことができた。穏やかなハイマツの尾根道を晴れていたらすばらしい展望だろうと思いながら歩いた。
熊見峠は周囲が藪で展望は望めそうになかった。尾根を外れると急な下りの連続となってひざへの負担が厳しい。下の二股で休憩をしてここからは朝来た沢道を下るだけです。
駐車場に着くと清岳荘の小屋番さんがにこやかに迎えてくれた。とても感じの良い人でした。
明日のために野中温泉の国民宿舎に車を走らせた。道の駅「摩周湖温泉」の手前のコンビニで夕食と明日の食料を調達、同時にごみを捨てる。道の駅にはゴミ箱がないためコンビニで始末してもらう。コンビニがありがたい存在でした。正面に雌阿寒岳を見て野中温泉着いた。早速、温泉は入ってからのんびりとビールを飲む。鶴岡から来た百名山を目指す人と夕方まで山談義に花が咲く、ついの飲みすぎてしまった 。昨日雌阿寒岳で遭難した人は救助されたらしいがまだ警察の車が何台かいました。

熊見峠への稜線
 

清岳荘に無事下山
にわか同行者二人と